祖父母へ
私は産まれた時から6歳頃まで祖父母と一緒に暮らしていました。庭にブランコを作ってくれたり、私が何をしても絶対 怒らず、とてもとても大切に育ててくれていたことを覚えています。
小学校に上がる頃に引っ越して、祖父母と別々になったのですが、週末になると必ず祖父母の家に泊まりに行っていました。
しかし、私も年齢を重ねるにつれ、少しずつ祖父母の家に帰ることも少なくなり、いつしか全く会わずになっていました。
そんな私も結婚をし、子どもが産まれ忙しい毎日を過ごしていました。
子どもが3ヶ月になる頃、祖父が亡くなったと母から電話があり、どうしようもなく寂しく、とても動揺しました。
気持ちの整理がつかないまま、ちょうど1ヶ月後に祖母が亡くなりました。亡くなって1年半程経ちますが、私に子どもが産まれたことを知らせることが出来なかったことに、とても後悔しています。
祖父も祖母も20日になくなり、私の子どもが産まれた日にちも20日だったので、偶然なのか、何かの巡り合わせなのか不思議に思っています。
私は祖父母が本当に大好きでした。今でも思い出すと涙がこぼれてきます。
いつまでも泣いていたら、祖父母は成仏できないのでしょうか?
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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涙しながらも、亡き人を感じて手を合わせて。仏法を聞く機縁に。
そんなことはないわ。
だって、あなたの涙は、大事な人へのありがとうの涙でしょ。
見守り愛してくださった、あなたの大好きな祖父母でいてくださった、今までありがとうの涙は、自然と沸き起こる感情だもの。
あなたが涙することで、何かの影響があることはない。むしろ、あなたの中で、多くの記憶が蘇り、あなたのご家族を大切に愛そうと思ったのではないですか。
私たちはいつか命尽きるけれど、死んで終わってしまう 命にさせないよと。その先の救いをご用意してはたらいてくださっている仏様がいてくださいます。
亡き人が、今どうされているのか、成仏はあなたの涙で左右されるわけではなく、ちゃんと仏様のお救いとして叶っていくのだと、このご縁を機縁として、仏法を聞いていきませんか。
そこには、必ず また 遇える世界があるのですよ。
涙しながらも、亡き人を感じて手を合わせて。
ありがとうと、お念仏していきませんか。
お子さんにも、祖父母さまが、どんなに素敵な人であったかを、親の あなたが伝えてあげてね。
親子で手を合わせる姿を、仏様と一緒に、あちらで見ていてくださるわよ。
南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
いつまでも泣いていてはいけないと思っていたので、お返事を読ませて頂いて心が救われました。
本当に優しい祖父母でした。私も人に優しく生きていきたいと思います。
お返事ありがとうございました。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
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