hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

前に踏み出せない自分が嫌い

回答数回答 1
有り難し有り難し 2

この前あるコンサートに行ったのですがハイタッチしに舞台に降りてきてくれたのに自分は恥ずかしくて前に踏み出せませんでした
周りの人たちはみなさんちゃんとハイタッチできていていたので自分に呆れてます
こんな機会もうないかもしれないのに自分は人の顔を見るのも苦手で有名人さんを目の前にしてさらに緊張してしまい顔すら見ることができませんでした
そんな自分が嫌だし、とても後悔しています
ずっとそのことで頭がいっぱいで何も集中できません
どうしたら後悔の気持ちが消えますでしょうか


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私も似たような性格でした

私も似たような性格でした。だから、入ったお店の人に声をかけられなくてオーダーが遅れてしまったり、酷い時には駅の機械が故障しているのにかえって駅員さんに叱られたこともありました。おとなしいのでバカにされたことも度々でした。いまも似たようなところもあります。

ただ、だんだん世の中に慣れてくるということはあります。場数を踏む、ということですね。同じようなことを何度も経験していると、自然にできるようになります。そうなるまでには失敗や失態を繰り返すことにはなるわけですが、一人で行動していたら誰もかわってくれませんので、やらなきゃしょうがなくなるわけです。そのうち慣れます。

女の子ですから、私と違っていつでもどこへでもというわけにはいかないでしょうが、一人で何でもしなきゃいけない状況をみずから作ることです。ハイタッチをしにきたアーティストさんと同様、店員さんや施設の職員さんたちに悪意はありません。仕事の一環としてあなたのオーダーをさばこうとしているだけです。その人たちに対してキチンと自分の要求を伝えるといったところから少しずつ慣れるのがよいです。

その過程で、あなたがしどろもどろになり、相手がイライラするかもしれません。はっきりと嫌がるかもしれません。でも、相手は仕事なのですから、そんな態度をとる相手が悪いんです。お客様にそんな態度をとるのではなく、引っ込み思案な客に上手に対応できなきゃいけないんです。あなたが気にすることじゃないんです。

結局、無理のないところから少しずつ、他者との関りに慣れていくことかなぁと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ