ネガティブ思考を断ちきるには
こんにちは
なつと申します
いつも丁寧なご回答ありがとうございます。
また質問させていただきたいです。
ネガティブ思考を断ちきるにはどうしたらいいでしょうか。
私は自分に自信がなく、いろいろなことをネガティブにとらえてしまいます。たとえば仕事をしていても、自分は周りにくらべて仕事ができていないと思ってしまい、落ち込んでしまいます。
ネガティブ思考のせいで生きづらくなっていると感じています。
どうしたらそのような考えをなくせるのでしょうか。
ご助言よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ネガティブならでは、になる
なつさん、はじめまして。質問を拝読しました。
なつさんはネガティブ思考で生きづらく、ネガティブ思考を断ち切りたいのですね。
本田健氏によると人は4つのバターンに分類することができるそうです。(詳しくは『ユダヤ人大富豪の教え2をご覧ください)
このうちネガティブな人は半数を占めます。また、同じ人でも相手によってネガティブになったり、ポジティブになったりします。
ネガティブならではの特徴として、「細かなところに気がつく」があります。神経質だと否定的に言われますが、細かなところに気がつくことによりミスを減らすことに大きく貢献することができます。
また、経理など細かな計算を要求される仕事には細かなところに気がつくネガティブな人が向くようです。
ネガティブならではの特徴を生かせば、ネガティブも悪くないと思いませんか?
少し考えてみましょう
拝読させて頂きました。
あなたがおっしゃるお気持ちよくわかります。
私もネガティブ思考ですのでよくくよくよ考え込みますし、いろいろ心残りや後悔ばかりで引きづりますからね。そんなに考えても仕方ないとは思ってはいながらなかなか抜け出せない自分がいます。
人生先のことは誰にもわからない、なるようになるさ!と思えればどんなに楽かと思いますね。ですがなかなか割り切れないですね。
とはいえこのネガティブ思考はどっからくるのでしょうね。私達が無意識のうちに遥か昔からずーっと受け継いできたもののようにも思いますね。
不安要因があるとついついそう考えて先回りしてしまうのは潜在的には自分を守っている意識もあるのかと思います。
ですからそう考えてしまうことそれが善いのか悪いのかは一概には言えないでしょう。
例えばこれから訪れる大変辛いことがある場合そのショックを未然に防ぐために心に準備をさせているのかもしれません。それは己を守る防衛本能でもあるかもしれません。
とはいえそればかり不安と心配ばかりでは生きていくことはかえって大変になってしまい何も手につかなくなってしまいます。
ですからなにごともほどほどが良いのかもしれません。適度にバランスよく仏教的には中道をいくことかもしれません。とも思いますがそのバランスよくほとほどというのが一番難しいのかとも思います。
そのバランスを取っていくということはやはり身を以て体験していく中で自分自身が実感して体得していくしかないとも思います。
生きている中ではあっちいったりこっちいったり、プラスに転じる場合もあればマイナスに落ち込むこともあるものです。
それも私達の人生の過程であり修行でもありますよね。
そんな自分であることを受け入れていくことも一つの過程でもあるでしょうからね。
私達もこの世も無常です。常に移りゆくものです。少しその様なこともアタマの片隅においてみて生きてみてはいかかでしょう。
あなたが様々なものごとを通してこころ健やかに成長なさっていかれますようお祈りさせて頂きますね。
人生ですから荒波もあれば穏やかな波もありますからね。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
お二人のご回答を拝読させていただき、少し心が軽くなりました。
ネガティブ思考をスッパリ断ちきるのは難しそうですが、うまく付き合っていけるようにしていきたいと思います。