恩人の死が乗り越えられません。
昨年の10月に私が小学2年生からお世話になって去年までずっと交流があった父のように慕っていた恩師が亡くなりました。
亡くなって半年ほど経ちますが、今だに恩師を思い出しては涙がでてきます。
意識しないように仕事をしようとしましたが、集中できなかったり、喪失感で以前のような踏ん張りややる気が無くなっており、最終的に仕事を辞めてしまいました。
それからは、体調を崩していたのもあってしばらく休んでいるのですが、なにに対してもやる気が出せず、身体が動きません。
無気力、喪失感で何もできません。
涙もふとした時にでてきます。
以前のように前向きになれるように立ち直りたいです。
文章がまとまらず失礼しました。
何かお言葉を頂けると有り難いです。
死ぬのが怖い。嫌だと言うとその相手から害されそうな恐怖。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからも
拝読させて頂きました。
大切な方がお亡くなりになられてあなたは大変な悲しみやショックを受けていらっしゃるのですね。そして生きることの力も失っていらっしゃるのですね。あなたにとって本当にその方の存在は大きく支えになっていらしたのですね。
あなたのそのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
その方が仏様に導かれて仏様のもとにて心から安らかになられますようにと切に仏様にお願いさせて頂き、ご供養させて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたはその方をはじめ沢山の方々から愛されて育まれてご成長なさってこられました。それはこれから先も変わることはありません。
あなたとその方とのご縁はこれからもずっとずっと続いていきますし、繋がっていらっしゃるのです。
死は人のご縁を断つものではありません。
あなたはこれからもずっとその方にいつも見守られながら生きていくのです。
今生きていることはその方あってのことですし、あなたはこれからもその方にとって永遠に大切な存在であることに変わりはありません。
あなたが今そのように辛いお気持ちを抱えていらっしゃるならば、どうかその方を思い手を合わせてあなたのそのお気持ちを素直にお伝えなさって下さいね。
あなたの思いをその方はいつも耳を傾けてくれているでしょうし、あなたを優しく支えて下さいます。
どうぞこれからもずっとその方を思い合間合間に心を込めてご供養なさって下さい。
あなたがこれからもその方や多くの方々に見守られながら日々穏やかに心豊かに生き抜いていかれますようにと切にその方にお祈りさせて頂きます。
あなたと恩師の間における「自灯明・法灯明」
こんばんは。亀山純史と申します。
あなたの恩師は本当に素晴らしい方だったんですね。今、あなたが悲しまれているように、お釈迦様のお弟子さんたちも、お釈迦様がお亡くなりになった時には、とても悲しんだことでしょう。お釈迦様はそのようなお弟子さんたちのために、自らの死を目前にして、「自灯明・法灯明」という教えをなされています。それは「自らを灯明とし、自らをたよりとして、他人をたよりとせず、真理(法)を灯明とし、真理をよりどころとして、他のものをよりどころとせずにあれ」という教えです。
恩師にとって一番嬉しいことは、教え子が自分自身を大切にし、恩師である私が教えたことが、教え子たちの人生の糧になってくれることでしょう。
すなわち、「恩師にとって教え子の私は、どうあれば良いのか」ということを考えていくところに、あなたと恩師の間における「自灯明・法灯明」があることでしょう。そして、それが恩師への恩返しでもあるのです。
以上が私からの回答です。少しでもお役に立てれば幸いです。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
だいぶ心が整理されました。