父の臨終の席で。
お坊様にはいつもお世話になっております。
やっと今、言えます。
父が亡くなり三回忌法要も終わり暫く経ちました。
実は父の危篤の知らせがあり、病院に駆けつけた時に父の妹も来ました。
父が息をひきとり、病室で私は父の妹に父が私にだけ言い残した、父の妹に対するマイナスの思い出を叔母(父の妹)にぶつけました。
私は仕返しのつもりでした。
実は祖母が老衰で87歳で亡くなった時に祖母の遺体にしがみつきながら叔母が何を言うかと思えば「おはあちゃんが亡くなったのは○○ちゃんがおばあちゃんに優しくしなかったせいよっ!!」と大声で言い放ったのです。
私は20歳でした。今でもその時の自分の様子を覚えています。キーンと耳鳴りがしました。
祖母はうそをついていて叔父と叔母に私から苛められていると言っていたのです。叔父と叔母は私がいくら「暴力を振るわれているのは私で苛められているのは私だ。」と言っても信じなかったのです。
最終的には人殺し扱いでした。
祖母は老衰で87歳の天寿を全うしたのです。しかも病院で亡くなりました。手厚い看護も受けています。
それから暫くして私は仕事のストレスと家庭での虐待が原因で病みました
中学生の時には祖母の言いがかりについ言い返してしまったらアルミ缶で顔を殴られ、眉間から血が流れました。それでも黙って耐え、一人で病院に行きました。夕食の時に父に「人に怪我をさせておいて謝らない年寄りを何とかしてくれ。」と言ったら父は「相手が年寄りなのによけられないお前がバカだ。」と言われました。
悔しくて涙も出ませんでした。
それでも学校には行かなくてはなりません。気持ちを切り替えて学校に行きました。
父が亡くなった時に叔母に仕返しをしましたが、、気分がスカッとした訳でもなく、落ち込む訳でもなく淡々としていました。
もうこれで叔母との決着はつきました。
お坊様、私は小学校低学年から家で泣くような出来事があっても学校に行くときには自分で自分をなだめて気持ちを切り替えて、学校に行っていました。普通は親が子どもをなだめるのですよね。一般的な人は大人になってから気持ちを自分で切り替えて、、をやると思うのですが、、。
乱文、長文失礼しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去の記憶で今を不愉快にしないで
思い出して幸せな気分になれるような想い出なら、思い出すのがよいでしょう。
反対に、思い出しても辛くなったりむかつく記憶は、思い出す必要はありません。
私達の細胞はどんどん新陳代謝で入れかわり、過去の自分と今の自分は、実は別人です。
ただ、記憶と名前を受け継いでいるだけで、別人なのです。
今日は、今日だけを快適に過ごせばよい。
今の1秒は、1秒だけを生きればよい。
でも、この1秒を生きられるなら、きっと次の1秒も乗りきれる。
過去の嫌な想い出はただの記憶データ。
大切なのは、今、この瞬間に不愉快ではないこと。
わざわざ不愉快になる記憶は、気にしないで、頭に浮かんでも「妄想雑念、記憶データにすぎない」と切り捨てましょう。
どうか歩み始めて下さいね
拝読させて頂きました。ゆっくりとあなたの思いを読ませて頂きました。詳細についてわかりかねる部分はありますが、あなたが今までご親族から大変辛い仕打ちをうけていらしてきたこと、それぞれの方々の死の間際まで悪意や悪業を押し付けらられてきたことを読ませて頂きました。あなたが今まで本当に辛く苦しい思いをなさっていらしたことをこころよりお察し申し上げます。
あなたがそのようにおっしゃったことはやむを得ないことかと思います。今までの積み重ねがあなたをそう言わしめたのですからね。その悪意や悪業は今までずっと積み重ねられてきたのかと思います。
読ませて頂き最後の「気分がスカッとした訳でもなく、落ち込む訳でもなく淡々としていました。 もうこれで叔母との決着はつきました。」
悪言を悪言によって返したとしても気が晴れて今までのことがなくなるわけではありませんし、気持ちがリセットできる訳ではないでしょう。
もうあなたがそのような悪意や悪業から離れる時ではないでしょうか?その様な悪縁からはなれてあなたがこころ穏やかに安らかに毎日を過ごすことができる道を歩んでいく時ではないでしょうか?
その為には今までの悪を悪で返すような思いをしっかりと捨て去る様心掛けていかれることが望ましいと思います。
そのような悪意や悪業手放してみてあなたは本当に解放されて救われて参ります。
既に亡くなられた方々へはその方達が仏様に導かれて一切の恨み憎しみ怒り苦しみから救われて仏様のもとで心から安心なさって下さいます様切に仏様にお願いなさって真心込めてご供養なさって下さい。
今生きる方々へはその方々が一切の恨み憎しみ怒り苦しみを捨て去って本当の幸せを求めて生きていかれる様にとお祈りなさって下さい。
そしてあなた自身が一切の恨み憎しみ怒り苦しみを捨てて自分の幸せな人生を生き抜いて下さいね。
あなたが許されこころ穏やかに幸せに生きることができるのです。
どうかあなた自身が先ず歩みを始めて下さいね。
あなたがこころ穏やかに安心して毎日を皆さんと幸せに生き抜いていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。
そしてあなたを心から応援させて頂きます。
質問者からのお礼
願誉浄史様
ご回答どうもありがとうございました。
回答を見るのが怖くて最後から読みました。
Kousyo Kuuyo Azuma様
ご回答どうもありがとうございます。
悪意を悪意で返してもリセットできる訳ではないと実感しました。
もうしません。父の臨終の席でまた何か悪意をぶつけられるのではないかという恐怖もあったのかもしれません。
家にいる時は平穏に暮らしております。新しい事を何か始めようかな等、考えております。
暑さ厳しい毎日です。お身体ご自愛ください。