突然の父の死
最近、父が突然亡くなりました。生きる気満々だったのに、色々話すこともできず苦しみながら天国に行ってしまいました。もっともっと話しがしたかったし、一緒に時間を過ごしたかったです。父も多分そうとう悔しく、心残りだったと思います。父は頭がよくて正義感が強く、優しく、我慢強い性格で、家族思いのとても立派な人間でした。こんなに早く、しかも苦しみながら死ぬなんて、可哀想で仕方がなかったです。せめてもっと楽しんで、幸せな老後を満喫していってほしかったです。どうしたら気持ちの整理がつきますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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全てをありのままに
拝
「愛別離苦」
愛する人が居れば
別れという苦しみが付きまといます
ブッダが
生きることは苦しみであると解いたように
死する者が経験する苦しみの過程は
その人にしかわからないもので
だれしも避けられないものです
問題は死ではなく
死をありのまま受け入れることが出来ずに
いたずらに哀れみや不安と恐れに悩まされること
私達はとてつもない長い旅の間に
奇跡的に人間として幸運にも再開できた訳です
これを悲しみではなく喜びで満たさずして
人生を豊かに生きる事はできないのです
ご尊父様を悩ませる痛みもつらみも
今はもう存在していないのに
遺族がそれに執着する必要など無いのです
先立たれたご尊父様の今世に残した慈しみ(真なる優しさ)を
思い出し
これを讃えて
手を合わせ
またその恩恵を授かった
自分の人生に感謝して
自分の中に生きる
ご尊父様を大事に改めなさってください
また、徳を積めるのは人として生きている間だけだと
ブッダは申しました
亡くなられた方を思い
亡くなられた方のために
善い行いに勤め徳を積む事
これは想像を超え内的にも外的にも
良い結果をもたらしてくれますので
おすすめいたします
アドバイになったかわかりませんが
なにより
ご尊父様の極楽往生を祈りまして
合掌
悲しみはつきねど
拝読させて頂きました。
お父様が突然お亡くなりになりあなたが大変悲しみにくれていらっしゃるでしょう。そして様々な思いが巡っていらっしゃるでしょう。
お父様が必ず仏様に救われて一切の苦しみから救われて仏様の元で心穏やかになり、ご先祖様方に迎えられて心から安らかになります様、ご供養の思いを込めてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたのそのお悲しみの今気持ちをぬぐいさることはできないでしょう、どうか真心込めてお父様にお向き合いなさり心を込めてご供養なさって下さい、そしてあなたのお気持ちをお父様にありのままお伝えなさって下さいね。
お父様はあなたの思いを余すところなく受け止めて下さいます。お父様とのご縁はこれからもずっとずっと続き、お父様はいつでもあなたや皆さんのことを優しく守っていて下さいます、そして皆さんをこれからも正しく導いて下さいますからね。
お父様はあなたや皆さんと一緒に生き抜いて素晴らしい幸せな人生を全うなさったのです。悔い残ることはあれどお父様は己の人生をかけて皆さんと一緒に一所懸命駆け抜けていかれたのです。どうかそのお父様をこれからも誇りとして、お父様のお気持ちをご加護としてあなたもご家族の皆さんもしっかり生きて下さいね。
いつ如何なる時もお父様はあなたや皆さんを守り支えていて下さいます。
あなたや皆さんがこれからもお父様に守られながら心健やかに幸せに生き抜いていかれます様心よりお父様にお祈りさせて頂きますね。
質問者からのお礼
お二人のお坊様、お忙しい中ご回答下さり誠にありがとうございましす。ついついくよくよ後悔してしまうのですが、頂いたアドバイスを道標とし、父を供養し、父を思って善く生きていきたいと思います。人に話しずらいことで、ここでお話を聞いて頂けてとても助かりました。少しずつ前を向いていけそうです。ありがとうございました。