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過去の選択の後悔

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

若い頃看護の勉強をしていた事があります。
当時は深く考えず頑張りきれず半年で辞めてしまいました。
今になってその時の自分の決断を後悔する日々です。
過去に戻れない事充分にわかっています。
その事で悩む事がどれだけ意味のないものかも頭では理解しています。
最近景気が悪く今の仕事もいつ辞めなければならないかも知れません。
毎日不安だった時に急に過去の選択の後悔が始まりました。
看護の資格とっていれば仕事がなくなる事はなかったと思うと、毎日そればかり考えています。
本当は前をみて頑張りたいのに気持ちがついていきません。
自分はどうしんだろうと気持ちの置場がありません。
どう気持ちを切り替えればいいのかその方法が知りたいです


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

当時は看護婦さんになりたくなかった

50代だったら私と同世代ですね。私は1962年、昭和37年です。だから、時代感覚みたいなものは同じで何となくわかる気がします。看護学校を選ばれた理由、お止めになった理由も当時の情勢のなかなら肌感覚で分かる気がします(勝手な想像ですけど)。

たぶん私より少しお若いでしょうから、バブル期がまさに入学、退学の時期でしょう。派遣だの非正規だのということは言葉さえなかった時代ですから、そこまでお考えにならなかったのでしょうね。当時はそんなもんでしたよね。

そこからドスンと日本が急降下し、どうしてこうなってしまったんでしょうね、というくらい酷い国になりましたね。「えっ、どうして、こんなはずじゃなかった」、気づいてみたらお先真っ暗、これは日本人がみな抱えている現実なんです。あなただけが後悔しているんじゃないです。メガバンクの行員さんだって怖いことになっていますよね。後悔している人ばっかりなんです。みなお先真っ暗と思っているんです。

あなたは看護学校を自分でおやめになったのですが、NEC、シャープ、サンヨー、北海道拓殖銀行などのみなさんはどうでしょう。自分の選択は絶無です。皆さん、それまで積み上げてきなエンジニアとしての技術を生かす場がなく、鉄板焼き屋さんや運送会社の運転手さんをなさっている方の様子をテレビで見ました(新たな職業がつまらないのではなく、蓄積した技能が無駄になったのが惜しいということです)。みな優秀な人たちでその方々ご自身には何も非がないんです。でも、会社がなくなれば技能を活かす場所がないんです。

でも、テレビで見ているだけですが、たいへんそうだし、「何で自分が」という思いも感じられるけど、大手電機メーカーの元社員さんたちは、歯を食いしばりつつ、新しいチャレンジに前向きに取り組んでおられるようにみえました。

あなたも私も今後どうなるか分からないけど、前を向いて生きていきましょうよ。パラリンピックの選手のなかには、自分にまったく非がないのに障害をおった人も多いはずです。それでも前向きに生きておられるじゃないですか。後ろを向いて、あの時ああしていれば、と思わない人はいないでしょう。が、新たな一日を楽しむ気概を持ちたいものですね。一度きりの人生です。荒波や逆風を楽しんで乗り切りましょう。

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質問者からのお礼

有難うございます。
本当におっしゃる通りです
あの時代だからの行動だったかも知れません。
仕事などいくらでもあると思っていました。
自分も歳を重ねて社会も変わり
自分の考えも変わっていきました。理解して頂き救われた気持ちになりました。
前を向いて行くしかないですね

ありがとうございます

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