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誰がおいていったのか?

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こんにちは。私は霊媒体質です定期的に稲荷神社でお祓いしてお守りをしています。

今朝方仏壇のお掃除をしたいと思い仏壇掃除したら見知らぬ線香の箱、
赤い箱に 大椿 六道珍皇寺とゆう線香
とりあえず線香たきました。
そのあとこの寺の由緒をしらべたら
京都の六道さんとでてきました。

私の家は浄土真宗です。

あの世とこの世を繋ぐ六道珍皇寺の線香をたくとご先祖さまはどうなるのでしょう?

どんな功徳があるのでしょう?

仏縁とか、神縁とは不思議です。

ちなみに線香、とっといたほうがいいですか?

お坊さん教えてください


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お香の役割

こんにちは。

誰が置いていったのかはわからないけれど、お線香があったのですね。ご自宅のお仏壇ですよね?まあ、誰かが置いていったのは間違いないでしょう。

せっかくですからそのままお使いになってはいかがでしょう。

お線香はお線香にすぎませんからたくことであの世のご先祖さまがどうにかなるとかそういうことはありません。

お香の役割は場と身を清めること。清めるとは不思議な力が身につくことでなく、自分の姿に気がつくということです。合掌の前にお香を焚くのはそういう意味です。「普段の煩悩にまみれた私の姿のままではとても仏様の前に出ることはできません」という懴悔の意味が込められています。

そうして場と身を清めて仏様の教えを聞く準備をするのがお香の功徳です。

仏縁が不思議なのはおっしゃる通りですが、不思議とは人間の思議(思い計らう事)が間に合わないことを指します。

ああではないか?こうではないか?と思い計らう前に、事実は事実としてそのままになるようになっているのですね。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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質問者からのお礼

お線香にはその意味があったのですか。ありがとございます。怖がらないでいますね、

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