守護霊は教義にありますか?
いつもお世話になっています。長年の疑問ですが、テレビや本で霊能力者とかがよくサラッと言ってる守護霊の事ですが、いまいちその存在を信じられません。私の親も信じられないと生前言ってました。がその反面、虫の知らせ的な悪い予感的なもので事故やピンチを切り抜りぬけた事もあると言ってました。しかし、即それがイコール=守護霊とは考えてませんでした。私も同じくです。仏教には守護霊という教義や概念はあるのでしょうか?難しい話になっても構いませんので詳しくお答えお願いいたします。すみませんが納得しない場合もありますので気を悪くしないでくださいませ。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
『鎮守』。
はじめまして。浩文(こうぶん)と申します。
『テレビや本で霊能力者とかがよくサラッと言ってる守護霊の事ですが、いまいちその存在を信じられません。』
上記の、それこそ虫の知らせであるとか、奇妙な出来事と守護霊などを結びつける話題は多くありますが、
信じるに値するかどうかは私も一考しております。
関心を持つのは大事なことだと思います。
実際、不可解なこともたくさんあるでしょうし。
『仏教には守護霊という教義や概念はあるのでしょうか?』
一方で
教義や概念があるかどうかよりも、
その守護霊なるものを持ち出して
その人が何を言いたいのか、何がしたいのか
というところは大きなポイントになると思います。
たとえばその霊能力者であれば
その守護霊なるものがいたとして
その存在を持ち出して、
この人は何を言おうとしているのか
それで信ずべきか信ずべきでないか変わってくるのだと思います。
見えないものを信じるか信じないか
よりも
見えないものを持ち出してくる
人間の方を、信じられるか信じられないか
で考えてみるのはいかがでしょうか。
どちらでもなければ傍観するとかですね。
仏教においてもそれは然りで、
宗派によりますが
仏法の守護神であるとか
土地の神様、
あらゆるものの見えない存在を
供養したり祀ったりすることもあるのです。
有名なものでは「鎮守」(ちんじゅ)などがそうですね。
一見、鎮守なんか守護霊と字面の意味は大して変わらないですが、仏教の各伝統においてそれはとても重要視されているのが、調べてみると分かると思います。
それをもって祀る側の
意思が問われてくるのが
仏教の態度のひとつとして
伝統的に伝えられているのだろうなと
私は思います。
私自身も日頃なんとなく思うテーマでしたが、突き詰めてみるとまだまだ深遠な世界の話なのだなと、お答えしてみて気付かされました。
ご参考いただければ幸いです。
南無護法諸天善神 合掌
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。昔から守護霊の話はテレビや本でよく聞きますが、正直、信じるのが半分、信じられないのが半分です。なんかテレビではやけに具体的に言ってる霊能力者がいますが、具体的に言えば言うほどインチキ臭く感じるのは私が疑り深いからでしょうか?あまり胡散臭い霊能力者の言う事は聞かないほうが良いですよね?結論の出ぬくい問題です。私の親だけでなく、私も虫の知らせや悪い予感によってピンチを切り抜きけた事もあるので完全否定は出来ないです。回答ありがとうございました。