借金や支払いが多すぎて死にたい
回答 2
有り難し 45私は33歳になっても貯金がなくそれどころか借金や月々の支払いで、常に滞納しており督促の電話ばかりで毎日がつらいです。
死んだ方が楽なのかと考えています。
どうしたらお金の呪縛から解放されますか？
お金に執着しすぎてるせいでお金が入らないのだと思います。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お金を返せばお金の呪縛から解放されます
答えは単純、返すことです
返せば借金に追い回されることもなければ贅沢をしなければ自由な人生が送れるでしょう
まずは「何故３３歳になっても貯金がなく、借金や滞納で督促の電話ばかりなのか」が分からないのでいかんとも言い難いですが。
プロフィールを拝見しまして「お金に執着しているせいでお金が入って来ない」とありますが
・月々の収入から贅沢を一切外して切り詰めて貯金をする、という選択肢はないのか
・お金に執着をしても働けば収入はその分はあるはずだが入って来ないとはどういうことか
この部分が明確でないので何とも答えようがありません。
死んだ方が楽なのか、という問いに関しては楽だとかどうだとかそういうステージではない、という答え方をさせていただきます。
少なくとも貴方にお金を貸してくれたり滞納を待ってくれている方に対しては「苦」を与えることができるでしょう、ただそれだけのことですが。
お金の呪縛から解放されたければ月々の収入から支出の割合を見つめなおして不要な部分を削ぎ落とすことです、月々の支払で計上しているものを削ぎ落としていけばいくらか削れるのではないでしょうか、と考えられます
他の助けが必要かもしれません
hide様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
債務の問題につきましては、一度、返済について司法書士や弁護士へと相談なさられてみられるのもどうでしょうか。「多重債務、借金問題でお悩みの方は・・」と良くCMでも聞きます。
もしかしますと、違法な高利貸しになっていることもあり得ますし、計画的な返済、収支のバランスを調えるためにも、第三者を介して、債務整理を目指されるのが良いのではないだろうかと存じます。
それでも、同じように借金を繰り返してしまうようであれば、何らかの依存症的なものになってしまっていることも十分に考えられます。買い物依存症、浪費依存症など。
その場合、心療カウンセリングやメンタルケアが必要になる場合もあるかと存じます。特に、ご自身の努力だけではどうにもならないような場合であれば、やはり、他の助けが必要になるのではないかと存じます。
「死んだ方が楽なのか」・・
死んで楽になる問題ではないと、とりあえずのところはお考え下さいませ。
私たちの死後の赴きを左右するのは、何よりも自分の行い、「業」となります。
業の因縁（原因・条件）次第では、また、この迷い苦しみの世界へと輪廻することになってしまうこともあり得ることになります・・
安楽・安穏なる世界、悟り・涅槃の世界、仏様の世界、浄土の世界など、死後のより善い赴きへ向けても、もちろん、そのための因縁が必要であり、そのより善き赴きへの因縁のために、仏教の修習が必要となります。
お金にまつわる煩悩を対治していくためにも、仏教は大いに役立つと存じます。是非、仏教の学びもこれを機会にお進め頂ければ、少しでもお金の呪縛からも解放されるのではないかと存じます。
もちろん最後には、この輪廻の呪縛からの完全な解脱を目指していくことが大切となります。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
