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子供が欲しい夫と欲しくない私

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有り難し有り難し 32

こんにちは。いつも参考にさせて頂いています。
結婚8年が過ぎた40歳です。

子供の頃から、小さい子が苦手でした。
理由はよく分かりませんが、家族仲があまり良い家ではなかったからかと思っています。

縁あって結婚した同い年の夫は、当初から子供を望んでいました。
しかし私は、上記の理由と、精神疾患で働けなかった期間が長く貯金がない。
派遣社員だから産んでも保育園には預けられない確率が高い。そうなると家計がもたない。
これらの理由から、もう少し待ってほしいとお願いし、受け入れてもらえました。

そして8年が過ぎた最近、昨日まで一緒に楽しく過ごしていた夫が、仕事から帰宅後ずっと不機嫌で、全く会話がありませんでした。

理由は、「子供のこと、今後のことを考えて不安になったから」。 

あれから、夫から子供について何も言われなかったし、最近は共通の趣味のグループに一緒に入ったから2人で生きていくのかと思った。
そもそも2人で生きる人生でも充分に幸せと伝えました。

また、もし妊娠しても、夫は自分の趣味を続けられるけど、私は失うものや我慢することが増えるから、前向きになれないし年齢的にも不安と、正直に本心を伝えました。
ただ、夫のおかげで幸せな毎日を過ごせているから、心のどこかで希望は叶えたいという思いもあるとも伝えました。

しかし、「自分のことしか考えていない」「8年待たせて何も変わっていない」「これからどうしたらいいか分からない」と言われ、一週間ほど会話がないままです。

自分の甘えや独りよがりを反省し、考え方や見方を変えて、(不安ですが)一緒に子供のいる暮らしを選ぶ方向にすると伝えましたが、
「今更そんなこと言われても信じられない」「子供嫌いが数日で治るわけない。8年も猶予があったのに」とのこと。

そこまで辛い思いをさせていたことを侘びましたが、返ってきたのは「バカにしているのか」。

思いは伝えたので、これ以上どうしたらいいのか分かりません。
夫の事は大好きだし、これからも一緒にいたいです。

でも、前のように笑いある楽しい家庭でも、優しくて冗談ばかり言う夫でもなくなってしまいました。

私の我がままで夫を傷つけてきた罰なのでしょうが、辛いです。
これから、どういう心持ちやふるまいをすれば、2人で前に進めるのでしょうか。
長文失礼しました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「子ども」がいる生活は、何かを失ったり我慢することではないよ

そんなことがあったのですね。。。
あなたがワガママだとは思わないよ。
それだけ、「子ども」「親になる」ことに対して、不安や抵抗もあったのだから。そこを取っ払うことは、簡単じゃないわよね。

でも、彼も我慢してきたのだろうね。
どちらの気持ちも、わかってあげたいわ。

子ども嫌いではなく、子どもをどう扱っていいのかわからない自分がいるからではないですか。環境が変わるのが不安なのでしょ。

「子ども」がいる生活は、何かを失ったり、我慢する暮らしになるわけでは、、、ないのですよ〜。そんなの親次第。夫婦の価値観の問題です。

子どもにどれだけ助けられ、愛をもらってきたか。私はね。自分の命より、大切な存在です。
そんな風に、あの子が人生を変えてくれた◎

子どもが苦手で片付けないで、
どんな部分が不安なのか、生活のこと どうやっていこうか、あなたの引っ掛かりを全て彼に伝えながら話し合っていきましょう。

彼は、あなたが一人で答えを出してしまうことが、悲しいんじゃないかな。

彼を手放したくないでしょ。
それなら、遠慮せずにちゃんと想いを伝えて、私を支えてって言いましょう。

妊娠出産子育て、全部 女が一人ですることではないんだよ。
パートナーと一緒に向き合っていくことなんだよ◎

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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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質問者からのお礼

温かいお言葉ありがとうございます。
何度も何度も読み返しています。

今回のことで、いかに私が夫に甘えていたかということ、出産や子育てや子供に対して悪い面しか見ていなかったこと、夫やこの問題ときちんと向き合っていなかったことが分かりました。

まさに、一人で答えを出そうとしていました。
逆の立場だったら、悲しいですよね…。

夫とは会話はできるようになりましたが、まだこの問題には怖くて触れていません。

しかし、折を見て、きちんと話します。
どこまで受け入れてもらえるかや、どんな着地点になるのかは分かりませんが、「今さら」と言われようと、夫とこれからも一緒に生きていきたいので素直に伝え、話し合います。

誰にも話せず余計に苦しかった中、読んでくださっただけではなく、
温かく前向きになれるお言葉を下さり、大変感謝しております。
必ず、良い方向に行くよう頑張ります!

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