お金をねだってくる両親
長くなってしまうかもしれませんが、どうか聞いてください。
私は両親と兄弟3人の5人家族です。
家には借金があり、両親の給料のほとんどはその借金の返済へと使われています。(それでも生活はできる程度)
兄弟3人全員成人し、仕事をしていることから毎月家にお金を入れています。
けれども、私が働き始めて1年過ぎない頃から、時々「足りなくなってしまった」「貸してくれないか」とお金をねだってくることが増え、ふた月で数十万渡すこともありました。
親戚の結婚式のお祝いや香典の為という理由も聞かされていましたが、さすがに数十万渡した時には「この間も渡したのに…」と思ってしまいました。
このお金が返ってこないものだとは分かっています。
上の兄弟も同様のことが繰り返しあり家を出ました。
自分で働き、決して多くはない給料から貯金していた額がどんどん減っていき、それと共に両親のことを嫌いになっていく自分に気づきました。
これ以上両親を嫌いたくない、でも顔を見るのも嫌になっていってしまい、私も家を出て一人暮らしを始めました。
借金をしてまで私たち3兄弟を育て、愛情を注いでくれた両親をお金のせいで嫌いになりたくはありません。家族仲も良いものだと言えます。
けれども、実家へと帰るとまたお金をねだられるのではないかと思ってしまい足が向かないのです。「たまには帰っておいで」と言ってくれる両親に申し訳なく、こんなにお金に固執する自分も嫌になります。
両親が困っているなら助けたい、どうにかしてあげたいと思うのにどうしても躊躇してしまいます。
どうしたら両親との仲を壊さず、良好な関係を保っていくことができるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
詳しく聞いてみては?
あなたの生活に支障が無い範囲で
親思いの優しい人ですね。
でも、あなたの生活に支障が無い範囲で差し上げましょう。
貸すのではなく、差し上げましょう。
もし可能であれば、お母さんに家計簿をつけてもらってはどうでしょうか。
くれぐれも、あなたの生活に支障が無い範囲で。
親には恩がありますが、その為にあなたが不幸になれば、それは親不孝な事になります。
あなたの幸せが一番の親孝行です。
質問者からのお礼
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
正直に申しますと、聖章様と和田隆恩様のご回答にドキリとしました。
「借金は借りている所と話し合い、定年まで働けば返せるくらい」と両親からの話があり、これ以上は聞かないでほしい、心配しないでほしいという姿から借金のことについて詳しく聞くことを避けていました。
また、昔はきちんとつけていた家計簿を母が書かなくなったのは借金をした頃からです。今は家計簿をつけているのを見ることはありません。
借金から目を反らすのではなく、両親ともきちんと向き合いたいと思います。
家族が幸せになれるよう、ただお金を渡すだけではなく共に返済に向けて前向きに。
私の幸せが一番の親孝行
心が温かくなりました。
本当にありがとうございました。