母を失ってから2年社会復帰ができません
2年前にガンで母を失い、それ以来うつ病になり社会復帰もままならず、不甲斐ない自分が恥ずかしく辛いです。
余命宣告で1年以上時間はあったので、本人には伏せて、家族で出来る限り良い時間にしようと好きだった仕事も辞めて母第一で過ごしました。自分の出来る限りを尽くす時間をもらえたので悔いは少ない方だとは思いますが、それでも尽きません。
しかし悔いはもちろん辛いですが、何よりただただ母がいないことが受け入れられません。生活は何とか慣れましたが、共に残された父や弟はそうそうに自分の生活を取り戻し、日常に帰っていく中、私はひとり悲しみに潰されて、2年近く心療内科に通い今も治療を続け、社会復帰がかなっていません。
仲の良い友人の好意でリハビリを兼ねたアルバイトをさせてもらっていますが、それさえも身体がついてこず、休みがちで迷惑をかけ、それでも責めずに心配してくれる友人への感謝と申し訳なさからさらに体調を崩す悪循環を招いています。医師には先日そのリハビリのアルバイトさえ辞めるように言われました。
母とは悔いの少ない時間を過ごさせてもらえて、家族や友人や恋人にも恵まれていて、本当に幸せな方だと思います。そんな恵まれた環境でも上手く生きられない自分が情けないと思いながら、父と母が全てを注いで育ててくれた恩を考えると自分をなげうつ事も出来ず、自分に過度に期待してしまいます。
将来も不安です。将来を誓った恋人にも自分で自分の身を立てられるようになるまで待ってもらっています。恋人の家族にも大変可愛がられ楽しみにしてもらい、あとはもう自分の頑張り次第であるのに上手くいきません。
こんな自分で母は心配してゆっくり休むことも出来ないだろうと思うと1番辛いです。どう考えて感情を整えれば良いでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
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「自分は誇らしい」と思う癖をつける。
moi 様 相談ありがとうございます。
まずはお母様がお亡くなりになられたこと、2年経ってるとはいえ
お悔やみあげます。
あなたがお母様に接したてきたこと、私は素晴らしいことと思います。
誇りに思ってください。お母様を第一にして大切してきたことを。
悔いもあるとおっしゃてますが、それでも誇りに思ってください。
悔いはあってもいいと。それでもそれが素晴らしいと。
その尽くしたお母様への愛情を自分へ振り向けましょう。
お母様もそれを望んでいますよ。
自分を情けないと思う。自分に過度に期待する。
と思う前に、
「自分は誇らしい。母に向けた愛情を自分にする。」
と思う癖をつけましょう。練習が必要ですよ。
毎日、毎朝、毎昼、毎夕、毎夜。思う癖をつけるのです。
「自分は誇らしい。自分は自分を愛する」そしてお母様に感謝し祈りをささげる。
これを継続することです。
少しでもいいから思う癖をつけていくことです。
そして、moiさん、あなたには、訪れるでしょう。
お母様に尽くしたその徳が顕れて
哀しみを受け入れながらも自立したと思えることが。
それが明日なのか、明後日なのか、1週間後なのかは私にはわかりませんが
自立したと思える日がやって来るのです。
moiさんの心の奥底にはそれがあるのです。
もしかしたら、今の状態はそのスタートラインかもしれませんね
明日、少し気持ちが変わっているかもしれませんし
もう、自立することへ躊躇することもないかもしれません。
あなたがそうしたいのですから。
お読みいただきありがとうございました。
一礼



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