彼への接し方と思い通りにしたいという気持ちの律し方
別相談で「人付き合い」というテーマでご相談させてもらったのですが、中でも彼氏へのポジショニングが一番大きく感じています。
人間関係を構築することが下手で、人の気持ちを察することが下手くそ、他人への興味が薄い私のせいで、元々気持ちをあまり出さない彼との仲がぎくしゃくしてきています。
平素から私をどう思っているかわからなく、口でも語らない人です。「かわいいね」はあっても「すきだよ」は言われたことはありません。ただ彼なりにメッセージを発信してくれているはずなんですが、察知できず、またさっと口に出すことができません。
テンションが高い時と低いときがあったりで波のある人ですので、メールをしても驚くほど返ってきたり全く無反応だったり…そういう人と思って認識しておこうといつも思うのですが、返ってくることはまれで時につい苦しくなり眠れないほど辛くなります。
そこで「もっと返事くれ」や「なんで返してくれないの」とは言えないもので、自分の中でためてしまいます。もともと人の気持ちを察することがへたくそな私だからでしょう。繊細な彼はきっと私に対して不満や不信感が沸いているのかと思います。
はたから見れば大したことがないことかもしれないのです。でもこれまでの彼はマメに連絡・愛情表現をしてくれるタイプばかりだったので、いい年して処理方法が見つからずにいます。
昔ような情熱的な好きではなく、惹かれるという感覚で少し違和感を感じつつも、彼が好きだと思いお付き合いすることができました。
彼の気持ちを知るための行動を起こす勇気を持つことはもちろんなんですが、これまでと比べず、不安な時に自分をどのように律し、気持ちを軽くすればよいでしょうか。それとも、、、やはり私たちは相性的によくないのでしょうか・・・
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
恋愛にも菩提心(向上心)を
結論:自分を優先せず、相手に施すことからです。
男女関係によくありがちなのは、相手がそれなりに愛情表現をしてくれてはいるものの、
「それは私が望んでいる愛のカタチではないよ」という悲しい現実。
そういう時こそ「私はこういう方がうれしい」とぶっちゃけ合うべきです。
ぶっちゃけ合えないと将来的にも家族になれないからです。
そこで大切なのは「ぶっちゃけ方」。ぶち明ける、オープンに話すといっても感情的、(-"-)キレ気味、(´゚д゚`)怒りながら言われれば相手も「ナンダコイツ(-_-;)」とカチンときます。
男女関係は仕事でも能力でもなく、相手そのもの、人間性、本質面をとやかく申し上げるコトだから慎重な発言、ソフトに申し上げる事をお勧めします。
だから、失恋は自分が全否定されたような感じで長引くのでしょうね。
なるべく相手を傷つけないように、お願いするようにソフトに伝えることです。
今回のご相談の注意点。
「アナタが相手を変えたい」という願望がある。願望があるが故に、相手が変化しないと損失感が生まれる。怒りも生まれる。それは自分の意見を押し付けているからであることを知るべきです。
相手を変える願望を実現しようと思うならば「決して自分を優先してはいけない」。
限りなく謙虚になるべきです。相手もそれなりに生きてきた中で培われた性格です。
変わらないことが前提でお伝えするべきです。
人間一回やそこら言われたからといって簡単には変わりません。
でも最低三度は伝えてみてください。そうすることで「ああ、この人はこの事を本当にこうしてもらいたいんだなあ」と相手もわかると思います。
私は菩提心を大事にしています。菩提心こそ仏教の根本だからです。菩提心とは人間性の向上を絶え間なく持ち続けていくことです。人間性を高めようという向上心さえあれば、男女関係も仕事も、親子関係、あらゆる人間関係にも通じるからです。
菩提心があるが故に、もし相手が変わらなかったとしても、それも世の在りようなのだと冷静に理解することだってできます。
相手が変わらないならば、相手を変えず、自分を高めることで自ずから相手が今以上に必要としてくれるはずです。
無理せずとも良いのでは?
はじめまして。
文章を拝読していて、ボクなりのポイントは「他人への興味が薄い私」というところだと思いました。
まず、その「私(=まっちさん)」が人を好きになったことはとても凄いことではないかと思います。そして、では彼のどういうところが好きなのかを具体的に考えてみてはどうでしょうか?
相手からの表現を待つよりも、ご自分から引き出してみるという方法もアリかと思います。彼の好きなところ、たとえば彼の言動で好きなところがあれば、一緒にいるときに彼がその言動をしたときに「あ、あなたのそういうとこ、好きだなぁ」と言ってみる。
すると、悪い気のする人はいないはずですし、ましてやお付き合いしている相手からあらためて言われれば嬉しいはずです。それが何度か続けば、彼の方もあなたの好きなところを褒めてくれたりなんらかの表現をしてくれるようになったりするかもしれません。
「愛」とは、砂漠で水を求めるようなものと言われますが、常に水がそばにあるとそれがわかりにくくなるものです。ですから、水を飲んだときに「あぁ、おいしい!」と素直に、あならから口に出してみると良いかもしれません。
合掌
人それぞれの生きてきた環境や育ちが違いますから…
人間は1人1人が育った環境や持って生まれた得意&不得意により、人に対する配慮や気遣いは人によって大きく変わります。また、その配慮や気遣いを受けとる人も様々な受け方となります。ですので、思ったままでは食い違いが生じてしまいがちになります。ここはお互いが思っていることを口に出し会うことで様々なわだかまりが解消されるのではないでしょうか。ただし、口調は柔らかく、おちつける空間で、仕草は笑顔がいいでしょう。日だまりの昼下がりがいいですね、話あうのは…。大事なのは我慢するところは我慢する。言うところは言う。でも行き過ぎちゃダメですよ(^_^)。
男女の温度差はつきもの
まっちさん。男女間、恋人、夫婦は必ず起きる出来事と思います。ワシの知り合いはこの逆を味わっております。だからといって仲が悪いわけではありません。
まっちさんの色々なことを気にする性格は自分をすごく成長できると思います。人間関係に悩むのは他人にどう接していいのか試行錯誤してるので自分に自信持った人より数倍カッコいいと思います。
別れる前に相手の立場を想像して行動してみるのもいいと思います。そのためには色々なことを経験するのが一番と思います。自分が下らないと思うことにも障りでもいいので入ることもいいことと思います。
質問者からのお礼
大鐵様
ご教示ありがとうございます。正直普段から必要以上に考えてしまい行動の制約になったり、ネガティブモードに入ったりしてしまい自分でうんざりしてしまっておりました。が、大鐵様のお言葉ではたとなりました。
自分を追い込むのも自分、和らげるのも自分ですよね。考えないようにと思って制限するというよりも、その行動自体を受け入れ、ポジティブに転換させることができそうです!ありがとうございます。
小林様
ご教示ありがとうございます。「笑顔」ですね!確かにここ数年忘れておりました…
改めて「笑顔」を心がけ、彼に接するだけで少し変わってきたように感じます。まずは「私から」ですよね!心を閉ざしているのは私だったような気がします。後悔の無い様にもう少し頑張ってみます!
大桑様
ご教示ありがとうございます!わかっていながら具体的に実践するのが中々難しかったのですが、瞬間瞬間に対して気持ちを伝えるということ、、、とても響きました。それすらできていない私でした。その言葉に確実に反応し、ある時は言葉でも返してくれるようになりました。(鋭くつっこまれ困る事もありますが…)
できることからコツコツ習慣化させていきます!本当にありがとうございました。
丹下様
ご教示ありがとうございます!
「アナタが相手を変えたい」という願望がある…実は以前にも友人に指摘されたことがあります。なんとなく理解していたものの「これだ!」という実感をできずここまで来てしまいました。確かに恋愛だけに留まらず怒りポイントを棚卸すると仕事でもそうだなと改めて思いました。すべてに共通することなんですね。これからの人生の中でここが私の大きなキーになると思います。コントロールできず中々難しいですが、頑張ってみます!!