hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

人を信じることができません。

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

私が高校生の時なのですが父が母に暴力を振るうところを見てしまいました。父は元々お酒が入ると気性が荒くなるタイプでしたが家族に手を出すようなことはありませんでした。ですがその日を境に父の性格が豹変していきました。離婚の話し合いの時は俺の生活はどうなる?養育費を払ったら俺の生活は不自由になる!と言っていました。父はもしかしたら口に出さなかっただけでずっと私のことを邪魔な存在だと思っていたのかもしれません。そのことがあり、私は周りの人はいい顔をしていても本当は私のことを疎ましく思っているのではないか?と考えるようになりました。人と話す時は豹変した父親の顔が思い浮かんで怖くなってしまいます。それは社会人になった今も変わりません。そのため仕事で上手くコミュニケーションが取れず周りの人に誤解されます。また素敵だと思う男性がいても裏の顔がもしかしたらあるのではないかと考えてしまいお付き合いする勇気が持てません。人を信じることが出来ず疑ってしまう私はどうすればよいのでしょうか?拙い文章で申し訳ないのですがアドバイスいただきたいです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

疑り深い事は悪いことではない

あざらしさんはじめまして
私は疑り深い事は悪いことではないと思いますよ。
今の世の中、人のよい正直者を狙って悪いとこをする輩が増えています、ご自分の身を守るためには疑り深いにこしたことはないと思います。

子供時代に親から受けたトラウマを乗り越えるには、それなりの勇気と努力は必要かもしれませんが、決して越えられない壁ではありません。
では乗り越えるために何が必要かというと、やっぱり「人」だと思うんですよね。
勇気を出して外に出て、人との繋がりを増やしていこう。
なかには合わない人もいるだろうし、裏切られることもあるかもしれない。
けれどもそこでくじけてしまうのは、自分自身に負けてしまうということ。
少しずつでいい、急がなくていい、じっくり人と関わりをもちながら、ゆっくり友人を増やしていこう。

人を磨くのは人です。
勇気を振り絞れ^^

{{count}}
有り難し
おきもち

様々なつらい別れや痛みを、私も経験しながら今日を生きています。 あなたの...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ