hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

相談に対するご回答に腹が立ちました

回答数回答 1
有り難し有り難し 20

以前、こちらでの相談に対する回答の一つに腹が立っておりました。
いま言語化できる気がしたので、怒りをぶつけさせていただけます。
質問はこちらです。
https://hasunoha.jp/questions/5942

パスタファリアニズムについて、仏教徒の方々に宣教する気はないので、詳細は割愛しますが、私が腹を立てていた、今思い出して腹が立っているのは、次の一文です。
「それだけでパスタファリアンを名乗るのは本家パスタファリアンに失礼」です。
私は、信徒であることの証明書を持っております。
ちなみに、通販で、当時40ドル程度で購入しました。

重要なのは、パスタファリアニズム(空飛ぶスパゲッティ・モンスター教)は、宗教に対するパロディであること、つまり、信仰そのものがパロディであるべきだということです。

パロディとは風刺です、風刺とはつまり批判のことです。
上記で、頂いたご回答にいかに怒りを抱いているかわかると思います。

私は預言者が一人の宗教が大嫌いです。
なぜなら、その最初の一人の考えに引っ張られるからです。
以下何人弟子がいようと、何世代続こうと、その最初の一人の考えが根幹(root)として存在するからです。
だから私は仏教徒になりたくないのです。
そんな奴らの一員にされたくないからです。
失礼なことを申し上げているのは存じていますが、この怒りは紛れもなく事実です。

だから、私は死後戒名は「絶対に」つけてほしくないし、できれば葬式も上げてほしくありません。
なぜここに相談したのかというと、日本人なら否応なしに仏教形式の葬式を挙げられ、否応なしに戒名がつけられるからです。
私の意志とは関係なく。

だから、仏教徒の方にクレームを付けたくなったのです。
そして、そのシステムを作り上げているあなた方に、回避方法を聞きに来ました。

怒りが言語化できてとても満足していますし、申し訳ない気持ちも同時にあります。
ですが、あえて怒りをぶつけさせていただきました。

十数年ぶりに、怒りという感覚を思い出せましたので、とても満足しています。
怒りを感じていなかったのは、人に期待をしていなかったからです。
なぜなら、私はちょっと人とは違う考え方をするようですので、意見が合うことが少ないようでしたので。

ありがとうございました。
失礼いたしました。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

 それは失礼いたしました。

 自分の気持ちを言葉にして整理するのはとても良い事です。

 アメリカンインディアンのことわざに「怒りは自分に盛る毒」という言葉があります。
 この質問を通してスッキリしたようですので、もうこれ以上出さない方が、あなたの為になると思います。

 お戒名は仏弟子としてのお名前ですので、それが不要という事は仏教徒ではない(仏教徒になるつもりがない人)ということです。日本人なら否応なしにという事ではありません。日本において信教は自由です。あなたの信仰に基づいた葬儀をあげてもらえばよいでしょう。
 ちなみに仏教は「預言者が一人の宗教」ではありません。(お釈迦さまは預言者ではありません)。目に見えないものや実際に起こっていないことについて語ることはありません(ですから実は「死後の世界」についても否定的です。仏教は死んだらどうなるの教えではなく、生きているからどうするの教えです)。仏教の教えのひとつに「因果」がありますが、「お祈りをしたら願いが叶う」といった教えではなく、「ものごとには科学的に証明できる原因が必ずある」という考え方です。過去の質問を拝読しましたが、あなたは認めたくないかもしれませんが、実は仏教はあなたの思想に合致しているともいえます。一度仏教をきちんと学んでみるのも良いかもしれません。(過去の質問で、一番最初にした質問をここで挙げたというあなたの手法はとても良いです。これも物事の根元を見るという意味で、仏教の考えに近いです)

{{count}}
有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

>光禪様
ご回答ありがとうございます。

余計なことを言うのは私の癖です。
ですが、私は考えていることは言葉に出さねば決して伝わることはないという信念があるので、余計なことを申し上げます。

>過去の質問で、一番最初にした質問をここで挙げたというあなたの手法はとても良いです。
まずは、この言葉にありがとうございます。
因果、原因と結果の追求は、すなわち科学(科学的方法)の一部です。
ただし、自分のことですので、客観的(つまり主観を除いた視点)に立てないことが非常に腹立たしいです。
つまり、私が腹を立てている相手の一人は、自分です。
そして、思想や思考が近いことと、信教は別の問題です。

怒ることには確かにデメリットがたくさんあります。
怒りだけで、過去に何かを解決できたことはありません。
しかし、アドレナリンが出ます。
少なくとも、一時的に疲れは取れますし、物事の原動力になります。
久しくしていませんでしたが、冷静に怒る事ができればいいのかなと思っております。
怒りは、人に期待するからこそ起こる感情で、コミュニケーションを求めている現れです。
相手の方にとってはご迷惑かもしれませんが。
毒は少量なら薬になるそうですね。

釈迦、ガウタマ・シッダールタが預言者ではないというのは、真偽はともかく、ごまかしだと思います。
何かを説いて、人々を導き、宗教を成した人は預言者のはずです。
それが、誰かにとって良いと思う思想であってもです。

釈迦は死後の世界について説いているはずです。
相手の名前や詳細は忘れましたが、釈迦がある自殺者を止めたとき、「繰り返されるから無駄」と言ったそうですね。
善悪ではなく、無駄として解くのは良いと思いますが、これこそ輪廻について語っています。

そして、生き方は自分で考えて決めます。
学ぶということは、相対する思想であっても、それ自体はいいことと思います。
ですから、先の話を含めて学ぶ意欲はあります。
※相対するというのは、対立するという意味ではありません。

ですが、宗教は善悪の基準になります。
そこに属する聖職者や修行者の方々が望もうと望むまいと、その集団の善悪の基準になるのです。
特に、よく知りもしないのにその集団に属している人たちがそうします。
私は善悪で物事を考えたくありません。
客観性を失います。
正義の反対は別の正義です。

私が死んだとき、携行している葬式を執り行う前に遺言書を開封してくれることを願います。
私は葬式は「挙げてほしくありません」ので。

長々と失礼しましたが、ありがとうございました。
光禪様なりに、ご自身の考えに則って、真剣にご回答頂いているのだろうなと思います。
その対応に、お礼を申し上げます。

「怒りがとまらない・抑えたい」問答一覧

自分の怒りの感情をどう処理したらいい?

上司とかそこまで仲良くないような人に酷いことをされたら怒りを感じても平気ですが、仲良くしていたはずの人に(自分にとって)裏切られたような気持ちになった時に、自分の怒りが正当ではないと思ってそこに怒りを感じていることが理不尽でおかしいことなのではないかと、ストレスが無限ループしてしまってずっと苦しいです。 正当ではない、と思うのも自分の被害妄想なんじゃないかと思ってしまうからです。 相手からコンプレックスを酷く刺激されているのが原因だと思うのですが、コンプレックスは結局、自分自身の問題でしかないため、刺激されたくない部分を持って、そこにコンプレックスを感じている自分が悪いんだと考えてしまいます。 打てる手は全て打ってると思うのですが解決しません。相手との接触を断つ、SNSも全てブロックする。今回の件は恋愛絡みなので、新しい出会いを探す…です。 本人たちに直接怒りをぶつけたらスッキリするのかなと思いましたが、結局、負け犬の遠吠えでしかなく、より自分が惨めになるだけだろうなと思ってしまいます。 そもそも、元々仲良くしていた人たちなので彼らを嫌いになりたくなかった、嫌いになってしまって、SNSを全部ブロックして、彼らの愚痴を共通でない友達に話して、ノートに書き殴っている自分は自分勝手で最低だと思ってしまいます。 その出来事から半年近く経ってもずっと苦しいです。元々根に持ちやすいタイプではやくどうでもいい、となりたいのですがなかなかそうはいかず苦しいです、助けてください。

有り難し有り難し 2
回答数回答 1

怒りと怨みの蓄積

お世話になっております。 ここ3年程の他人に対する怒りと怨みの感情が軽減されず蓄積しています。 特に仕事で体験してしまった怒りと怨みが強く残っています。小売業をしていました。客からの理不尽な暴言は、昨日のように蘇ります。また、その頃は職場環境も良いものではなく悪口•陰口が蔓延していました。 私は、沸点が低い方です。暴言を吐く客の中には小学生以下の子供もいました。 職場には「子供だから発言の善悪の区別がつかない。子供はしょうがない」と、流せる寛容な方もいましたが、私は子供でも暴言は許せなかったです。そして、注意もしない親にも腹が立っていました。 中には親子で失礼な発言をする客もいました。 毎日ただただ耐えました。 「クソが。地獄に落ちろ」と、そんな事ばかり考えていました。 そして現在、その時期の出来事は今も私を苦しめます。 「過去と他人は変えられない」この言葉はつくづく残酷だなと思います。 その客達もいつか、自分達が吐いた暴言が自分に返ってくると理解し、改める日がくれば良いと思ってしまいます。 現状、一日の中のふとした瞬間に必ず何かしら記憶が蘇って来ます。 …解決策はやはり「日にち薬」が最善なのでしょうか。 そう遠くない将来、怨みつらみに全てを飲み込まれてしまいそうで自分自身が怖いです。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

怒りや負の感情の捨て方

少しお話を聞いて頂きたいことがあります。 職場や家庭で他人や家族と何か軋轢があるとき、 たまに怒りを感じる時がありますが、それを全て相手に向けず、少し落ち着いて言葉を選び対応します。謝りますし、不快感も言葉を選びます。 人間関係を悪くしませんし、偉いね、とよく褒めてもらいます。 しかし、その時、自分の心に負の感情や怒りの力がグッとかかり、それを我慢してしまうときや、それが残る時、すごく辛くなる時があります。 周りとはいい関係は持続できる。これは良いことですが、 でも我慢した負の感情や残った怒りの感情のやり場、私も含め誰も傷つかないところへの捨て場所がよくわかりません。 しばらくするとどうでもよくなるのですが、 しかし「あの時あんなことを言われた」と根を持つこと感情が残ることにつながっているような気がします。 自分を楽にする、自分を救ってやるにはどうすればよいか。 その怒りの感情、負の力のやり場、捨て方、誰も傷つかない害のないところへの捨て方に少し悩んでいます。 相手に対して「もっと言ってやりたい」と思うのですが、感情に任せそれをやると後戻りができないほど相手との関係が悪くなることもあることはよく理解しています。 お話し聞いていただき、ありがとうございました。 乱文、失礼いたしました。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

どうでもいいことで人を責めてしまいます

この間旅行先から帰る空港でパートナーの手荷物に入っていたお土産物が引っかかってしまい没収されました。 別に誰が悪いわけでもないのにパートナーを責めてしまいました。大したことではないので笑って流せばいいのに旅行で疲れていてつい棘のある言い方をしてしまいました。 父も同じように母をよく責めていました。母は病気がちで何度か移植手術をしていました。母は医者から処方された薬を「なんか合わないから飲みたくない」と言うと父は「素人判断するな」と一蹴しました。後にその薬が要因で移植した臓器が拒絶反応を起こしました。父はその時母に「自分の身体なんだからちゃんと自分で見極めろ」と全く逆のことを言って責めました。よく離婚されないなと思いました。 私は父のそういうところが嫌いなのに、似たようなことをしてしまっている自分に嫌気がさします。 SNS上でニュース投稿についている被害者非難のリプライも「醜いけど私に似ているな」と感じ嫌な気分になります。 その人は悪くないって頭では分かっているのにどうして非難してしまうのでしょうか?どうやったら他者を非難せずに生きられますか? 読んでいただきありがとうございました。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 10
回答数回答 1

主人の友人と彼女への怒りの抑え方について

半年前、主人(30代)の長年付き合いのある友人(30代)に初めて彼女(20代)ができました。 ある日、主人がどうな人なのかと尋ねると色々常識的に外れている方だったらしく「大丈夫?」と伝えたそうです。 そして一昨日の深夜、急にその彼女から私宛に個人メッセージが届きました。内容は「詮索してくるな。心配される筋合いはない。」との内容で、初対面とは思えないくらいの絵文字付きの文章でした。 主人と友人が急遽、電話することになったのですが、その時も、私に対して失礼なことを言い、暴言を吐かれました。 友人は止めることは一切ありませんでした。 主人は穏便に済ませる為、ただ謝り続けました。 私は、メッセージも暴言も止めなかった主人の親友にも、非常識な彼女にも正直呆れてしまいました。 主人には、急に深夜に連絡したことに対しての謝罪はありましたが、全く関係がないのに暴言などを吐かれた私に対しては、二人から一切謝罪はありませんでした。 彼女が過去に女性から嫌がらせをされていたことがトラウマで、それが原因で私に一方的に被害妄想をぶつけてきたそうです。 主人に友人の連絡先をブロックさせましたが、主人は休職から復帰したばかりでしたが、2日ほど休んでおり、寝込んでしまいました。 私は一番主人の友人に怒りを感じております。 長年付き合っている大切な友人の妻(自分)に対して暴言などを言ってきた彼女を止めず、肯定し、一切の謝罪もなく、まだ主人と友人関係を続けたいんだと、復帰したばりの主人に言ってきたことです。 自分達が見下されてるようにしか思えません。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ