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転職後の憂鬱や迷い

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有り難し有り難し 2

自分の決断力のなさ、覚悟のなさ、気持ちのコントロールのできなさに嫌気が差します。
長い間勤めていた事務の仕事を辞め、営業に転職しました。自分の知識をより活かしたい、営業スキルを身に着けたい、挑戦したいと思いました。また前職は世間体もよく、勉強し続ける環境でお客様対応も好きでしたが、業務の幅や責任に比べて給与が高いとは言えず先輩方もそれは諦めているようでした。
わかってはいましたが、職種、給与の安定、働き方、周囲の人の意識、世間からの見られ方など、全てが真逆なため不安です。一つ一つの環境にふれるたび、こんなものか、とがっかりしてしまう自分がいます。
元々家族が勤めている会社であるため、わかっていた部分もありますし、採用試験の中でわかったこともあります。正直試験が進むたびこれでいいのか?もっと条件のいいところはあるのに、と思っていましたが採用活動が短期間だったこと、また家族の手前そのまま入社にいたりました。
現状、長い間勤めるビジョンは見えいませんが、始めたからには営業スキルを習得したいと思っています。しかしながら未だに転職サイトをみてはこっちの方が自分の力を活かせたな、より専門的な知識を学べたな、条件もいいな、などこれでよかったのか、なんでもっと自分がどう感じるかを真に迫って考えなかったのかと自己嫌悪しています。
家族に迷惑が、とそのまま入社しましたが、私が短期間で辞めることのほうが迷惑になることもわかっているのにどうしていいかわからなかったのが正直なところです。人に迷惑をかけるのも嫌だし、自分の時間を無駄にするのも嫌だ、、と解決策が出ないことにも自己嫌悪します。
いつも自分の気持ちも行動も整理、管理できず、嫌なことや都合の悪いことから目をそらし、その結果後悔します。結局は妥協できないのに、妥協できるふりをしてあとで苦しみます。
どうすれば自己肯定感や自信をつけることができるのでしょうか?また、より良い決断をするためにはどうしたら良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人生では何度か大きな岐路に立つことがあります。
どちらを選んでも、「あっちの方が良かったんじゃないか?」という疑問や後悔は常に付き纏います。
大事なことは前を向いて歩くことです。
後ろを振り返りながら歩いては目の前の落とし穴に気がつがずに落ちてしまいます。
しっかり前だけを見て歩いてくださいね。
あなたの場合は今の仕事に正面から取り組むことでしょう。
高齢化社会、様々な自然災害、病や鬱などによる失職、私たちの人生は様々な危険に晒されています。
そのような状況の多くの人達の人生を応援してあげるのがあなたの仕事ではないでしょうか。
あなた自身のスキル向上も大切ですが、それと同時にあなたがどう社会に人々に関わっていくのか、貢献できるのか、それを忘れないようにしましょうね。
どちらを選ぶのか、ではなく、どちらを選んでもそこからどう歩むのかが大切ですからね。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。決めたことをまずは一生懸命やってみるのが第一だと思いました。一つずつ利己的になりすぎず頑張ってみます。

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