hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

立ち直りたいです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

事故おこしかけてしまって、子供たちに怖い思いさせてしまいました。
子供たちは、「大丈夫やで。」と言ってくれるのですが、自己嫌悪ばかりです。
自分のことばかりしか考えない人間なんだと考えしまうのもいやです。
自己嫌悪を解消する方法は、ありますか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思考の癖は、方向性を変える。

あや 様 相談ありがとうございます。

事故を起こしかけて・・・起こしてないのだから結果良し。
子供たちも「大丈夫」と言っているので、心配なし。
事故を起こしかけたことと、「自分のことばかりしか考えない人間なんだと考えしまう」思考は、直接関係ないですよね。だから、事故を起こしかけたことから、教訓(この道はかならず一旦停止しなければいけない、など)を学べばOKです。

自己嫌悪はあなたの思考の癖ですか?
もしそうなら、思考の癖は、治すのではなく思考の方向性を変えて、別の癖をつけることです。
単純にはネガティブ思考をポジティブ思考に変える習慣をつけるということになりますが、いろんな方法があるので、あや様に合った方法を見つけてください。
ライフコーチやカウンセラー、お坊さんに相談されると良いですよ。

一つの方法ですが、自己嫌悪な気持ちになった時、まず深いゆっくりとした呼吸を数回し、心を落ち着けます。そして自己嫌悪になった時、体の一部ににも不快感を感じると思います。胸とか、肩とか、胃のまわり等です。その不快感を感じる体の一部にリラックスしようと語りかけます。優しく、頑張らなくていいよって。あなたが親友や愛する人に優しく語りかけるように、自分の身体に優しくします。
自分の体に優しく語れたら、今度は自分の心や気持ちを優しくします。
「もういいよ、自己嫌悪にならなくて。いつも通りに明るく笑顔で出来るよって。!」と自分に優しく語りかけます。そして、最後にゆっくり数回深呼吸をしましょう。

こんな感じを実践していけば、自己嫌悪の思考の癖が変わっていくと思います。
まだまだ方法はあると思います。沢山の人の意見を参考してください。
お読みいただきありがとうございました。
一礼

{{count}}
有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ