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ハンデを抱えて生きるのが辛いです

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13歳の時に過敏性腸炎と診断されてから、自分の人生でたのしいことが20%も出来なくなりました。
学校にも通うのも辛く、友達と外で遊ぶのも常にお腹のこと気にしなければいけないから楽しめず、海外で暮らしたかったけれど、海外旅行すら行けず、恋愛してもデートとかお泊りがキツイので、すぐに別れを切り出してきました。

大学進学で東京に出てきましたが、社会人になるとき会社に通勤電車で通えないだろうという判断で、就職で大嫌いな地元に帰りました。

昨年、失敗してもいいから東京に出てみようと思い転職しました。
なんとかやれて、彼氏もできましたが、キャリアアップを目指し転職した会社で部署の人と上手くいかず会社がメンタルを心配してくれて、休職になりました。

唯一頼ってた彼氏は優しくて、わたしは結婚したいくらいの人ですが、優し過ぎるゆえに、わたしに対して疲れてきてしまったみたいです。

せっかく勇気を出して挑戦みたのに、仕事も恋愛も上手くいかなくなりそうで、なんでこんなに人生辛いのかなって嫌になってしまいました。

自分より辛い境遇の人がいっぱいいるって思って生きてきましたが、やっぱり辛いです。
一年に一度くらい腹痛がない日があります。その日は本当に色々できるし楽しめるし、でもみんなこれが普通だと思うと妬ましい気持ちになってしまいます。

死んだら次の人生は楽しいかなって思っしまいます。

疲れてしまいました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

20パーセントを増やすのは貴女です。

panda 様 相談ありがとうございます。

過敏性腸炎でお辛いようですね。体のケアが何時も必要で、不安なのでしょう。
でも、一年に一度くらい腹痛のない日があるようで。
それは、おそらく偶然ではなく、何かしら作用しているのではと思います。
その作用している感覚、体調、生活リズム、心情などをよく思い出して、
どうしたら、過敏が起きずに1日が2日と増えていくか実践してみましょう
あるいは、一日のうちでも、どんな時が、過敏を気にせず済んでいたのかをよく探って、それを続けるにはどうしたらいいのかを考えてみましょう。

そして、あなたは、家族の前で泣いたりできなくなったとありますが、泣いてもいいじゃないですか。人に弱さを見せてもいいんですよ。弱さを見せずに頑張り過ぎては、余計に不安が膨らむだけだと思います。
安心できる人の前とか家族の前では、泣いていいのです。
「優し過ぎるゆえに、わたしに対して疲れてきてしまったみたいです。」の理由がハッキリわかりませんが、それは貴女のせいじゃないかもしれないし、彼の優しさを感じた時に感謝を常に返していくことで、貴女は納得がいくのではと思いますが如何でしょうか?

「自分の人生でたのしいことが20%も出来なくなりました。」どうしてこのような数字なのかわかりませんが、でもあなたは、東京に出たりとかして、20パーセントを21パーセントにしよう、あるいはもっと増やそうと努力してきたのですよね。そこにもっとフォーカスしてみては如何でしょうか?

ハンデがあるなしにかかわらず、誰でも人生は山あり谷あり、20パーセントが30パーセントに成ったり19パーセントに成ったりするかもしれませんでも、真摯に挫けず生きていくことに価値があるように思います。疲れた時は休んで、モチベーションが下がる時は上がる方法を考えて、身体を労り乍ら、進んでいく。
そんなことを考えてみては如何でしょうか?
貴女の人生は、貴方が変えるのです。20パーセントが50パーセント、もっと増やすのは貴女です。
お読みいただきありがとうございました。
参考までに。一礼

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