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精神状態が不安定で心身ともにキツイです

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こんにちは。
私は定年まで残り4年の男性です。

現在私は単身赴任中(単身赴任は、合計10年経験しています。)の身なのですが、昨年、早期胃がんの摘出手術をして社会復帰してはいるものの、胃がん摘出手術を実施した病院での定期検査(ガンの転移の有無の検査)が近づくと心が異常なほど不安定になり、これが原因であるかは不明ですが、耳鳴りが酷い、突然胃の痛みにおそわれるなど体調が思わしくなく、今は、胃がん摘出手術を実施した病院とは別の病院で薬を処方してもらっているところです。

平日の昼間や休みの日などは職場の人や趣味で知り合った友達と話すことができるので気分も紛れて精神状態も普通なのですが、夜一人になると精神状態が異常なほど不安定になります。

私は、これまで、自分は精神的には人一倍強い人間だと思っていたのですが、今回、このような状態になっていることに自分自身驚いているところです。

妻からは、出世することや現在の役職から降格してでも単身赴任を解消するための人事異動の上申をしてみたら?と言われるのですが、これまでの私のキャリアが崩れること、収入が減ることなどを考える、妻からのアドバイスをなかなか素直に受け入れることができません。

男としてのプライドを保つために、精神的に不安定な状態であっても単身赴任を続けるべきか?
それとも心身ともに正常(健康)な状態を保つことができるよう、男のプライドを捨てて単身赴任を解消した方が良いのか?
是非ともアドバイスなどをお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まずは心を治していきましょう

読まさせていただきました。
体の病気から心の病気を併発してしまったとのこと。
心身相応と申します。また「健全な精神は健康な肉体に宿る。」とも申します。あなたは体を病んでしまったことで、心も病んでしまったのですね。体は治ったようですが、心にダメージが来ているようですね。その心を治すことをまずは考えましょう。あなたの場合休職や転地療養までは必要なく、精神科の薬物療法で、対処が可能だと思います。あくまでも私見なので、詳しくは精神科もしくは心療内科で診察を受けてください。抗不安薬を飲みながら、心の不安を取り除き、単身赴任で働くことは可能なのではないでしょうか?それが無理と精神科の主治医に言われた時点で、単身赴任をやめればよいのではないでしょうか?

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浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

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