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戦争に興味があるっておかしい?

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小学生のときに社会科の授業で太平洋戦争について勉強しました。
あれ以来、なぜか太平洋戦争に興味を持ち続けています。

戦艦や戦車に興味があるというのではなくて、あの時代、なぜ戦争への道を突き進むことになったのか、どういった経緯を辿って終戦へ至ったのか、その当時の人々は何を思ってどのように暮らしていたのか。
理由はまったくわからないのですが、そういった時代背景についての興味が明らかに周りの人よりも強いと思います。

戦争に関する記念館に行ったときも展示品をまじまじと見ていたり解説をじっくり読んでいると一緒に行った人達から「お前、変わってるな~」と言われました。

また、年配の方とお話する機会が多いのですが自然と戦争の話題になることが多く、いろいろ質問していると「戦争のことを聞くなんて若いのに珍しいわね。」と言われます。

夏ごろになると戦争をテーマにした番組がよく放送されますが、よく観ています。やっぱり周りから「そういうの好きだよね」って言われます。

自分の中に変な思想があるわけでもないのにどうして当時のことを知りたいと思うのかがわかりません。
それ以外のことに興味がないというわけでもありません。
ただ、普段はあまり外では言わないようにしています。

何かおかしいんじゃないか?と思ってしまうこともありますが、やはり当時のことが知りたいという思いが強く、いろいろ調べています。

戦争に興味があるというのはどう考えたらいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人それぞれ

人それぞれに興味が違います。
私なんか、宗教オタクです。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

知りたい気持ちに蓋はできません

こんにちは、初めまして。

ご自身で言われているように、戦争当時の「時代背景についての興味」なのですよね。歴史、経済、政治等々様々な観点で過去の出来事について調べたり興味があるに、私は何の違和感も感じません。戦国時代が好きでも、江戸時代が好きでもよろしいと思います。

今後、戦争をなるべく未然に防ぐためにも、過去の出来事に学ぶのはむしろ推奨されるべきことだとさえ思います。戦争は過去に限らず今も世界各地であり、たまたま現在の日本が該当していないというだけです。

戦争という手段をとる人間の奥底に、自分中心に物事を考え、思い通りにせんとする煩悩が今も昔も潜んでいることに思いをいたすと、もっと学びの幅が広がるかもしれません。哲学、宗教は歴史に隣接する学問だと思います。

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浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布教研究専従職員 元龍谷大学講師 元篤志面接委員(法務省管轄) 真宗学修士、心理学学士 Fmみっきい(地元ラジオ局)出演中 趣味:サックス 2019年末頃から回答しています
応談できる時間帯は、その日によって違いますのでお確かめ下さい。 月曜日〜金曜日(祝日除く)13時〜21時 土曜、日曜、祝日 18時〜21時 お盆(8月1日〜15日)、お彼岸は対応できません。

私も好きです

私も太平洋戦争になぜ日本が至ってしまったのかに興味があって、いろいろ本を読みました。というのは、現代史は日本史でも3月ころにちょこっとやってて、大事なのに軽んじられているからです。南方戦線に従軍したおじいさんから3時間にわたって話を聞いたこともあります。(寺の月参りだったのでその日は1軒しかなかったからよかったけど、帰ってきてから怒られた。)あの時代に思いを馳せます。なぜ?というのが、原動力ですね。だから、少しもおかしいこととは思いません。

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個別相談可能
浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

質問者からのお礼

みなさま、お返事ありがとうございます。
周りに興味を持っている人がいないので自分はおかしいんじゃないか?とずっと考えていました。
ですがお返事を読ませて頂いて、そういうわけではないのだと気づくことができました。
まだ知りたいことがたくさんあるので気が済むまで調べてみたいと思います。

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