働きたいけど色々躊躇します。
こんにちは。私は前職を人間関係が原因で3月末で退職し就職活動していましたが、年齢のこともあり、かなり焦ったこと思わしい求人がなかなかなかったことなどのせいか、睡眠障害、食欲不振、不安感に悩まされ受診の結果、神経症と診断されました。就職活動は休止。
それからはよくなったり悪くなったりを繰返し、親の家業の農業の手伝いや子供(中学3年)の塾の送迎や世話、家事をしています。
症状は近頃良くなり、体力も戻ってきて、そろそろ活動を、と思いハローワークに行き、母子家庭ですので正社員に応募しようと相談すると事情をよく知ってくださっている相談員さんには、時期尚早だから気楽なパートからはじめたら、とか子供さんの受験が終わって落ち着いてからにしたら、とアドバイスされます。
主治医、家族なども同意見です。頭では理解できますが、家でいることに罪悪感が沸いてきて外で働いていないことにひけめを感じてしまい苦しくてたまらなくなります。楽しみや趣味もこれといってなく、仕事してないのに楽しむことは悪いことみたいに思えてきます。
周囲やテレビで皆が色々活動したり仕事をしているのをみると何も働いていない状態がたまらなくなります。家業もこれから暇になり手伝いがなくなります。
子供のことに専念して春まで待つか、気楽なペースでのパートを始めるか(いずれは正社員になりたい)
今のままだと、自分をムダに責めてしまうし、就職や今の状況に対する主観と客観にギャップがあり、苦しいです。
愚かな選択を沢山してきただけに自分の選択に自信がないのは確かです。。
主観を信じるのか、回りの客観を信じるのか、心の持ちようをアドバイス頂きたいです。いい大人なのにお恥ずかしい限りです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心も体も元気になってから
はじめまして、こんにちは。
家事に、子供さんの送迎、農業のお手伝いをされ、この上パート(或いは正社員)を始めようとされるその頑張りにまず脱帽です。ストイックとさえいえるほどの懸命さを先ずは自分で自分を褒めてあげてください。また、文末で「いい大人なのにお恥ずかしい限りです」とは、とんでもない、なんと謙虚なお方でしょうか。
ご文面では経済的な面で切迫して働きにでざるを得ないかどうかまでは伺いきれませんでしたが、幸いご家族も周囲の方も温かい目で「まずはパートから」と言われているところを見ると今日、明日にもという感じではなさそうですね(勘違いだったらごめんなさい)。
ご文面からは、どうも義務感(罪悪感)、世間からの目、のような自らの意思を上回る何かに急かされて、おびやかされて腰をあげようとしている、という感がします。お体はだいぶ回復されたのかもしれませんが、やはり周囲の方も「時期尚早」と言われているように心の元気、準備がまだ整っておられないのではないでしょうか。今の日常を先ずは大切に、丁寧にお過ごしになられ、余裕が出てきたらで宜しいのではないでしょうか。
「他人と比べて出来ない自分に失望」と、ご自身のことを強く責めておられる。
もう自分を責めるのはやめましょう。
肩の荷を下ろしませんか、今すぐ。
あなた様はもう十分に、十分に頑張っておられる。
子供さんの為にも、無理はしすぎない程のブレーキも必要でしょう。
アクセルを踏み続けるのはちょっと休憩して、出過ぎたスピードをだんだん落としてくのです。そのゆったりと流れる風景を、日常を丁寧に楽しんではいかがでしょうか。
そのゆったりした日常を感じられるぐらいになって初めて、体も心も元気になったと言えるのではないかと思います。
どうぞ御身お大事に。
質問者からのお礼
釋様 お忙しい中、早速のお返事ありがとうございました。丁寧で温かなお言葉に涙が出てきました。
ご推察の通り、経済面では家業の農業にて助けてもらっており、今すぐに働かないと食べていかれないという切迫した状況ではありません。ただ、高齢の親ですので、いつまでも甘えているわけにもいかず、また私が家業を継ぐといった選択はなかなか難しいこともあり、なるだけ早く就職したいといったところです。
これまで大した仕事ではありませんが、長年何かしら仕事をしているのが当たり前の生活だったためにそれができなくなったことに戸惑い、また昨今の報道(年金、就職氷河期世代がどうのこうの)などを見るにつけ不安が増していくように思います。また、子供にも情けない姿を見せているようでそれも忍びない。
結局、どれもこれも自分の捉え方のせいであると思います。
お言葉にあったように「自分を責めない」「肩の荷をおろす」「アクセルを踏みすぎない」ということを心がけたいと思います。また、マイナス思考が逆戻りするかもしれませんが、お言葉を思いだし、また立ち返って、今できることを一つ一つしていくことを大事にしていくような生き方を心がけていきたいと思います。この度は心のこもったお言葉をありがとうございました。