復職後、生きる意味がわかりません
仕事を頑張り過ぎて心を壊してしまい、数ヶ月の休職を経て復職しました。
頑張って働くと痛い目に遭う…ということは学習したので、これからは言われたことだけをやり、自分の心を守りたいと思っています。
ですがその一方で、なら自分は何のためにこの職場にいるのだろう?と考えてしまいます。
養う家族もいないため、働く理由がありません。
そして、その思考はだんだん「自分には生きる意味もないのでは…」とエスカレートしてしまいます。
休職以前は趣味もたくさんありましたが、今思えば、何故あんなくだらないことに夢中になっていたのか…という虚しさだけがあります。
これから先、心が軽くなるビジョンが見えず、こんな状態であと何十年も生きなければならないと思うと、辛くてやりきれません。
この先、どのような心持ちで生きていけばいいのか、お知恵を貸していただけますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
頑張り過ぎたんですね。
白湯 様 相談ありがとうございます。
頑張り過ぎたんですね。燃え尽きたような感じですか?
優等生なあなたです。失敗とか躓きが許せなかったかもしれませんね。
優等生でいることで、緊張がつづいたり、心のエネルギーを放出しすぎてしまって
蓄えることを忘れたのかもしれませんね。
でも、そうなったのは、あなたのせいではありませんね。
あなたに責任はありません。あなたは悪くないのです。
だれでも、失敗とか辛い体験をすると、落ち込みます。そして脳が休めと信号を出すのですが、あなたは休めの信号が弱かったのでしょう。それは優等生でいることで弱かったのかもしれません。そして休めではなく、抗え、頑張れの信号が出てしまったのでしょう。これは幼い頃から自然と身についてた心の癖でもあります。
だからあなたのせいではありません。あなたに責任はないのです。
そしてここから、いろんな感覚を取り戻すように、心を安定させて、以前の趣味で感動したことがあるように、心に喜びを感じさせるには、まずは、癒すことと安心安全を感じることです。鬱は不安から出てくることが多いですね。不安を減らすには、まずは何か癒されることをして、落ち着く場所に行って安心安全をしっかり感じることです。そして、誰かに優しくしてもらったり、話をしっかり聞いてもらったり、ハグしてもらって心の温かさを感じることが大切です。温かい優しい思いやりのある心に触れることによって、感情が動き出し、虚しさから何か色がついていくような感じで、やりたいこと、出来ることが増えていくことになるでしょう。
ですのでまずは、自分を充分に癒して、安心感を得ることをしましょう。
「頑張って働くと痛い目に遭う」が「頑張り過ぎないで働くと楽しいことが増える」という肯定感を増す言い換えも行ってみてください。きっと役に立つと思います。参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。そうです、あなたのせいではありません。泣きたいときは泣いていいし、そんな自分を肯定していいのです。安心感を得るお手伝い、宜しければさせていただきます。またどうぞ遠慮なくご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ありがとうございます。
全部自分のせいだと思っているのに、あなたは悪くない、という言葉が嬉しくて、読みながら何度も泣いてしまいました。
自分にとって安心を感じることは何かを考えながら、少しずつ肯定的な言葉を使えるようになりたいと思います。
本当にありがとうございました。