猫の死への後悔
こんにちは。
初めての相談です。
私の母は一人暮らしで、17歳の猫を飼っていましたが今年の初めのほうに自宅で突然死しました。
猫は発見までの数日寒い中空腹に耐え元気でいてくれました。
私には重度の猫アレルギーの子がいて、引き取ることはできませんでした。
里親も考えましたが17歳のため見つかりにくいことが予想されましたし、「猫は家につく」というので、住み慣れた母のにおいが残る家で生活させ、私が毎日通って世話をすることに決めました。
春夏秋と高齢のため寝て過ごす時間が長いですがマイペースに過ごしたようです。
しかし晩秋になり食事量が極端に減ってきました。
寒さのせいかもとおもい、タイマーで部屋を暖めたり、湯たんぽを複数用意したり、毛布を増やしたり、食事をお気に入りの部屋に移動させたりもしましたが、10日ほどで母の迎えがきたようで、ある日いつものように訪問すると固くなっていました。
寒さが強くなってきていたのでペット用のカーペットを選んだり、こたつを買おうかと調べている矢先でした。
亡くなったことについては高齢ですし、本格的に寒くなる前に母が迎えにきてくれ、もう寒い思いをしなくてもいいのだと思っています。
しかしエアコンがタイマーだったので寒い中で我慢して旅立ったのか、誰もいない暗い部屋で旅立ったのかと悔やんでなりません。
もっと暖かい部屋でせめて母を待たせてやればよかった。
それよりずっと人がいるような里親を探してやればよかったのじゃないか。
そんなことをぐるぐる考えています。
私が夫の実家に帰省するときは2回ペットシッターさんにお願いしましたが、「里親を探さず、お母さんの思い出のある慣れた部屋で気ままに過ごすほうがいい」と言われ、自分の決断にその時は納得していました。
しかし今となれば、もっと環境的にも気持ち的にも暖かく見送ってやれたのじゃないかと思うのです。
そして私は猫が亡くなってから気が回らず、すぐに葬儀の予約をし、遺体を安置させてしまいました。
あとになり、体を拭いてやればよかった、ブラッシングしてやればよかったとおもっても遅かった。
そのことも悔やんでいます。
猫は葬儀・火葬後家の近くの霊園で眠る予定です。
どうしたらあの子と私は救われますか?
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
追伸:返信メッセージありがとうございます。
私の回答が一般的で不足になってすいません。
確かに貴女が思うように、至らぬ点があったのかもしれません。しかし、沢山出来たところがあったと思います。出来たところに目を向けてみませんか。そうでなくても、愛猫ちゃんは、きっと「ありがとう」と言ってますよ。感謝の気持ちをあらわして、静かにお母さんの所に行かれたのだと思います。たぶん、お母様と愛猫ちゃんで、こちらを向いてますよ。そして貴女の幸せを願ってると思います。
後悔や哀しみを今後の幸せの種に変えてください。気持ちを前に向けるには少し時間がかかるかもしれませんが、幸せの種は、お母さんと愛猫ちゃんからいただいた愛情や感謝を貴女が育てることで、芽が出て花が咲く時が来ると思います。それ「幸せの種」をメッセージとして見ては如何でしょうか!
追伸、失礼しました。一礼
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迷いネコ 様 相談ありがとうございます。
猫は家につく、というので里親に出されなくて私は正解かと思います。
里親に出すと環境に慣れなくてストレスが溜まるでしょうから。
愛猫ちゃんは、きっと幸せだったと思いますよ。お母様の思い出の残る部屋で最後まで過ごされたのですから。
そして、あの子が救われるには?ですが、
もう救われていると思いますが、愛猫ちゃんの写真があればそれを飾ってその前に、お水とお花、お菓子などをお供えして、手を合わせる、お経をあげるなど供養をしていただければ良いと思います。お経をあげるなどの供養の方法は、お付き合いのあるお寺さんや、近くのお寺に尋ねると宜しいかと思います。
もしペットロスなどで喪失感があり、辛いようでしたら、信頼できる人に、辛い気持ちを聴いて貰ってください。ペットロスのカウンセラーや、僧侶も傾聴いたしますので、お近くで探してみてください。
お読みいただきありがとうございました。
参考までに
一礼
質問者からのお礼
釋 孝修さま
回答ありがとうございます。
遺影に使った写真やその候補の写真を家の各所に飾っています。
台所が私がいることが多いのでそこに供え物や花を飾ることにしました。
亡くなってから日に日に寒くなっていています。
どうしてあたたかい部屋で私は過ごしているのに、あの古い家でずっと1匹だけで過ごしていた寒い環境の子を思いやらなかったのか、なんと想像力にかけていたんだろうって思います。
夫は単身赴任なので夜家を留守にもできず、1匹だけで弱っていく中、寒くて暗い部屋で旅立ったのじゃないか、そして何もお手入れしてやらず送ってしまったこと気が回らかった。
ずっと1匹だけだったから早く人のいるところで寝かせたい、寒くて暗いところにこれ以上おきておきたくないとばかり思い、きれいにして旅立たせてやれなかった。
幸せな死に方ではなかったですよね…。
幸せだったと旅立たせてやりたかった。
猫は母の死後生きていた。
残って、私に何を教えてくれたのでしょうか。
釋 孝修さま
再度ありがとうございます。
お返事をいただき、いったい何をしてやっていたかと数えてみては、たいしたことはしてやれていなかったと思う部分がありますが、母の晩年ずっと過ごしてくれたこと、母を先に見送ってくれたことに感謝し、供養します。