この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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もう手遅れかもしれませんねー
はい。
とりあえずウチの場合、すでにほぼ壊滅状態です。
とうの昔に時代遅れとなった【寺請制度】にいつまでもしがみついていれば、それこそウチのような吹けば飛ぶような弱小寺院から順番に、片っ端から潰れていくでしょう。これもひとつの【諸行無常】であり、寺をたたむのも今を預かる住職としての責任の取り方のひとつなのかもしれないなぁと思う今日このごろです。
でも、お寺という組織が潰れるのかどうか以前に、自分が僧分としてどこまで世の中に挑んでいけるのか。こちらのほうが大事だよなぁとも思っています。
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有り難し
2040年までに寺の3割が無くなり、3万ヵ寺がなくなる。
との調査結果があります。詳しくは浄土宗僧侶でジャーナリストの鵜飼 秀徳さんの以下の記事をご覧ください。
https://president.jp/articles/-/29974
大変なお寺もあるということです。親友の天台僧が休眠宗教法人の管理をしていますが、大変なんだそうです。山奥にお堂だけ残っていて、宗教法人格が残っているケースですね。解散しようにも解散する金もなく、教区で管理するしかないのですがその数が膨大で、ハンコ推しだけで一苦労だと言っていました。これから日本は過疎化が進むでしょうね。そうすれば、そこにある寺は成り立たなくなっていきます。都会の寺や町寺が有利になっていくでしょう。団塊の世代が大量になくなる時代はいいかもしれませんが、それに胡坐(あぐら)をかいていたら、次の時代に対応できず、仏教は滅びてしまうでしょうね。
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有り難し