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死別による対象喪失について

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

認知症の実母の介護を兄と2人で在宅5年、施設で9年、商売をしながら何とかやってまいりました。
施設は9年間毎日交代で通い、なるべく寂しくならないよう務めたつもりですが…その母もさすがに看取りの終末期に入り、お別れが近づいてまいりました。

今はまだ、細々と水分がとれてますが、飲めなくなった時、延命措置はしないつもりです。

順番なので、後悔等はありませんが、あまりに長い間母にかかりっきりだったので、逝去後は、精神的にかなりのロス、喪失感になるのではないかと今から不安がつのります。

よく、人は亡くなればまた会えるからという人がいますが、何でわかるのか不思議です。

プロの方の死別に対する考え方、喪失感を乗り切る考え方を教えていただければと質問させていただきました。

よろしくお願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

喪失感は乗り切るのではなく共にあってよい

お母様との時間があと少しなのですね
喪失感は無理に乗り越えなくても良いのでは
無いでしょうか
喪失感は喪失感として
お母様の思い出と共に心に残してください
そして いつの間にか
自分なりの喪失感と思い出を置くスペースが
心のなかにちゃんと作れるのです

お母様との残された時間を大切になさってくださいね
合掌

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有り難し
おきもち

中川龍伽
大阪府にある山の頂上で小さなお寺を守っています 一般家庭に生まれ ...
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質問者からのお礼

今仕事から戻りました。
早々のご回答ありがとうございました。
「喪失感は喪失感として、思い出と共に心に残す。」
心に刻みます。
深謝。

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