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迷っています。

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

見てくださりありがとうございます。
度々同じ質問を重ねてしまい申し訳ございません。

私は、過去に沢山の人をいじめて傷つけて来ました。

そのことを母に打ち明けた方が良いのでしょうか。

母は、私を本当に宝物のように大事に育ててくれました。自分が子供の頃虐待され苦しんだ分、自分の子供には苦労させたくない、辛い思いをさせたくないと一生懸命、手塩にかけて愛情をたくさん注いで育ててくれました。

私が、いじめられて辛かったときもずっと支えてくれて助けてくれたお陰で今幸せに過ごしています。

ですが、私は、過去に沢山の人を傷つけてしまいました。私は、母を傷つけた人と同じような人間でした。

私は、過去にしてきたことを母に打ち明けるべきでしょうか。

また、いじめられて苦しい思いをした高校で出会った友人にもいうべきでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どちらを選ぶかよりも、どのような態度で選ぶか

ご相談拝読しました。

あなたが迷っている選択肢、つまり「打ち明ける」か「打ち明けない」というものですが、そのどちらかが正解でどちらかが不正解ということはないでしょう。

どちらを選ぼうが、あなたがその選んだことで生じる状況の責任を引き受けること、それこそが大事です。それはけして楽な事ではありません。だから迷っておられるのだと思います。

しかしどうでしょう。あなたがあなたのしたこと、身に起こった事を何かのせいにしていた時、自分ではどうしようもなかったのだと責任を引き受けていなかった時、あなたはもしかしたら今よりも楽だったのかもしれない。でも同時に虚しかったのではないですか?満たされなかったのではないですか?

でも今は自分がしてしまったことを自分の責任として引き受けている。だからこんなにも苦しいのでしょう。お母様や友人の存在からあなた自身が問われてくるのでしょう。
でもその苦しみ、辛さの中で、あなたはこれが私だという満足感をどこかで感じているのではないですか?

だから今と同じように、あなたがそのどちらの道を選んだとしてもあなたの態度選択によってあなたは逃げも隠れもする必要のない自分でいられるはずです。

これは逃げも隠れもしない自分でいるために打ち明けなさいという話ではありません。
あなたがあなたの縁を引き受けられるならどちらでもいいのです。逆にどちらを選ぼうが何かのせいにするのであればまた虚しくなることでしょう。

あなたがしてしまったことはけしてあなただけの責任ではない。様々な縁のなかでそうせざるをえなかった様な状況もあったかもしれない。

そのことをお母様はきっと受け止めてくれると期待して打ち明けるならば、そうでなかった時に失敗したと思うかもしれない。その時にお母様のせいにして責めてしまうかもしれない。
でもお母様がどう反応しようと私が私でいるために私はこうするという態度で臨むならばそれはあなた自身の問題として引き受けられるのです。

あなたが今のあなたでいることと、あなたがしてきたことはけして無関係ではない。そこに自分の責任を見出して引き受けていくということが人生に対する主体的な態度選択です。

あなたはきっと大丈夫。応援しています。

楽になることと満たされることは違う。たとえ苦しくともあなたが本当に満足できるような主体的な態度選択を期待します。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

回答してくださりありがとうございます。

打ち明けるか打ち明けないか、どちらの選択をしても責任から一切逃げることなく引き受けていきます。

虚しい結果には絶対しません。人のせいにもしません。

満足できる態度選択をしていきます。

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