過去に犯した罪
学生時代、両親のお金を盗んでしまいました
買いたいものがあるのにお金が足りないからというクソのような理由で何度も盗み、合計で3万円くらいにはなると思います
当時は罪悪感も無く、信じてくれた母にも「上手くごまかせた」と考えてしまうなど、我ながら最低だと思います
最近になってこの事を思い出し、当時の自分の醜悪さをまざまざと見せつけられています
盗んだ分のお金は家に入れるお金に上乗せして返す予定ですが、やってしまった事は消えません
母はすでに亡くなっているため、母に対しては償うことすらできなくなりました
父に謝罪しようとも考えましたが、同じような事例をネットで検索しても「謝罪すべきではない」「蒸し返すな」「罪悪感を抱えて生きていけ」など
謝罪することそのものに否定的なものばかりが見つかります
私はどうやって償えばいいのでしょうか
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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どうぞ謝ってみてください。
仏教には「自灯明法灯明」というお言葉があります。私たちは他人の意見に振り回されるのではなく、自らを灯として、仏教の方を灯とするのだという言葉です。
盗みは悪いことで、罪悪感を抱えて生きていくというのは、それはそれで真実でしょう。そのうえで、お父様に謝りたいと思っておられることは、自らの心からでてきた本当の言葉のように思います。
本当はお母様にも謝りたいのだと思います。どうかお墓や仏壇の前で手を合わせてお気持ちをお伝えください。気持ちのこもったお供えをしてあげてください。
仏さまは、生きておられるその姿をそのままに応援しておられます。罪悪感をいだいていることも、謝るかどうか悩んでおられることもすでに気づいておられることでしょう。
私たちは多かれ少なかれ罪を作りながら生きているものです。そのことに目を背けずに真剣に向き合っておられることは素晴らしいことです。ここからの一歩をどう進めていくのか、きっとお浄土から見守っておられると思います。
決めたようにするよりない
こんばんは。このまま「過去の自分が犯した罪に苛まれる」方はとても多いですね。だからか、アドバイスもいろいろ。つまり個別のことについては誰も分からないのです。
だから「自分で決めなさいよ」が私からの答えです。
償いたいのでしょう?であれば3万円包んで実家のお仏壇にあげれば良いと思いますよ。で、あなたは手をつけない。お父さんに聞かれたら「やっぱ母さんには育ててもらったから。今更だけどありがとうの気持ちだよ」と、現実にはお父さんが使うことを見越してお仏壇に置いておく。もうそれには手をつけない。
私が示すのは「償うならば、具体的にはこういう方法があるよ」というだけ。するかどうかは、くどいけれどあなたが決めることです。
質問者からのお礼
ありがとうございました
お坊さんの案は実行するとして、今後は自分なりに考えて償っていこうと思います
ありがとうございました
時間が経ったからか直接謝罪するのは踏ん切りがつかなくなってきているのですが、案を実行した後踏ん切りがついたら謝罪しようと思います