回答 3
有り難し 25自殺は身勝手な行為でしょうか？
先日、大切な友人を自殺で失いました。彼女はとても優しくて明るい人でした。ですが周りからの差別や誹謗中傷、彼女自身が精神疾患で苦しみ相談を受けることもありました。このようなことになってしまい私も後悔が募るばかりです。
そして自殺したら地獄へ行くのでしょうか？実際ハスノハでも自殺したら地獄へ行く等の回答を見受けられます。彼女は自殺をしましたが追い込まれて亡くなりました。他殺とも取れると思います。せめて優しい彼女の死後の世界は極楽浄土であって欲しいです。どうか極楽浄土へ向かうようお祈りしていただけませんか？
まとまりのない文で申し訳ありません。最後まで読んでくださりありがとうございました。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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初めまして、こんにちは。
大切なお友達を失った苦しみや想い・・私の心に届きました。
仏教には十善戒（じゅうぜんかい）という教えがあります。この最初に、不殺生（ふせっしょう）むやみに命あるものを殺生してはならない・・と一番にある通り、生きとし生ける全てに、自分自身にも当てはまることが御座います。
私も、様々な出来事に負け一度は命を絶とうと実行した身です。彼岸に行けず此岸に残りました。病院で意識を取り戻した時に目にした真っ赤な目をした父を見たときに自分が犯した出来事がどれだけの事だったのが・・その重大な出来事にとても後悔もしました。のちに命あってよかった。生きているだけでいい・・。そう父から伝えられました。
母の弟さんの二女さんも、心の苦しみを訴えながら周りもその事に対して必死に立ち向かいましたが、細い僅かな糸が耐え切れないようにある日、自ら空に舞い星になってしまいました。残された弟さん夫婦は今でも我がこを救えなかった事を日々懺悔をし今でも思うと涙を流しています。自殺・・それは、彼岸（あの世）に渡った本人だけではなく此岸（この世）残された側も心を引き裂かれる・・それ以上に身を焦がしながら生涯歩むことなのです。
父母が居て、その父母が居て・・とご先祖さまや父母の願いや願いが身体には込められています。様々な命と繋がっているのです。この世に生まれた事も、今日がある事も奇跡です。
人生は長い冒険旅行と思考を変えた時に思いました。主人公も脚本も自分です。宿命は変えられないけれど、運命はいくらでも変えられます。生きているから苦しく辛い出来事があるのです。
お友達も、言い表せない身を焦がす出来事に答えを出したのだと思います。純粋な祈りは届きます。そして、生前愛した方の心に霊魂は入り共に歩んで行くと思います。あなたがそっと手を合わし思えはその姿に微笑んでこたえてくれます。
ご友人さまが、蓮の台に乗って新たな冒険旅行に歩み仕合せに過ごせますように心を込めて、あなたとご友人さまやご関係される方の抜苦与楽となれますように・・ご供養をさせて頂きます。
ご友人さまに心から・・
南無大師遍照金剛
あなたらしく希望ある人生を仕合せに歩めますように。
合掌
こんにちは。亀山純史と申します。
私たちは誰一人として、自ら自身の命を絶とうとして、この世に生を受けた人はいません。しかし、現実世界では、自らの命を絶つ人がいます。私たちはそのような人を責めることが出来るでしょうか。もしも、自ら自身の命を絶とうとして、この世に生まれてきた人がいるならば、その人に対して「そんな考えをもって生まれてくるなら、最初から生まれてくるな。」と私だったら言うかもしれません。
でも、初めから自死を目的に生まれてきた人は、誰もいないのです。自死するは、みんな苦しんでいるのです。もしかしたら、第三者から見れば、自死は身勝手な行為、として見られることもあるかもしれませんが、誰一人として、自死するを目的にこの世に生を受けた人はいないことに目を向けるならば、そのような人たちを救うのが仏様でありましょう。そうして、私たちがそのような仏様に手を合わせて生きて行くことが、亡き人と再会できる世界であるのです。
以上が私からの回答です。私からの回答が少しでもお役に立てればと思っています。
極楽浄土を建てられた仏様である阿弥陀仏を敬う気持ちを込め、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と念仏を称(とな)え、亡くなった方が阿弥陀仏の救いの光明に触れることができるよう願いましょう。
合掌「南無阿弥陀仏」
自殺して悲しむ人がいるなら、自殺するよりはしない方が良いでしょうね。
単純に、自分と他人がハッピーかハッピーではないかということです。
幸せに生きて幸せに死んでいくのが一番。
仏教では、幸せに生きて幸せに死んでいく方法を説いています。
それを学ばずに自死してしまうのはもったいないとは思います。
自殺者の9割は「うつ」など精神的な不調を抱えているらしいです。
悩み苦しみによって神経が病んでしまっているのなら、まずは治療が大切です。
治療して自殺願望を弱め、仏教を学んで幸せに生きる、そのような道があるのに別の道に行ってしまうのは、残念な気はしますね。
でも、極楽浄土で仏教を学べるので大丈夫です。
