離婚した元夫が憎くてたまりません。
私は都内のグローバル企業で働いているキャリアウーマンで、中3の娘を育てているシングルマザーです。
6年程前に離婚した元夫が憎くてたまりません。事故や火事や不治の病などの大きな不幸が起きろ!!と本気で思っています。
憎んでいる理由は、一言で言い尽くすのは難しいですが、結婚期間中私が幼い娘を育てながら、留学、仕事(かなりハードな職種でした)と両立させ、とてもとても必死に頑張っている中、
同じ方向を見ずに家庭に対してコミットせず、裏切られ、傷つけられ、私だけが消耗し続けていたからです。
離婚の経緯も身勝手、一方的で納得のいく形でなく、私は人生の中で一番悲しく、傷つき、屈辱的な思いをした時期でした。にも関らず数年後に元夫は冴えない女とさっさと再婚して子供を設け、新しい家庭を築いていることが全く受け入れられません。
6年経っても元夫に対する憎しみは消えることなく、天罰が下れ!!不幸になれ!!と強く願っています。そうなったらとても自分の気持ちがスッキリすると思います。
自分にも非がないことはないのでしょうが、本心として「私はとても頑張っている、誰にも文句を言われる筋合いはない、私は悪くない。」と思っているので、「相手の幸せを願おう!」「過去のことは忘れてポジティブに前を向こう!」「憎むのは自分が未熟だからだ!」みたいなキレイごとを言われても、全然納得できません
会社の制度を利用して、カウンセラーと2,3度話をしたこともあるのですが、あまりピンとくる助言を貰えず、お坊さんにご相談したいと思った次第です。
ずっと子供と仕事の軸をぶらさずに来たので、幸い今の私は、仕事には恵まれ、生活に不自由なく、娘も心身ともに健康に育ってくれ、それなりに幸せだと思います。
自分の時間も持てるようになってきて、人生の次のフェーズに向けて新たにチャレンジしてみたいことも出てきて少しワクワクしています。
これからもっと前を向いて、良い人生を送っていける助言をいただけたらありがたいです。どうぞ宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
納得しない方がよいのでは?
こんばんは。お仕事、そして子育てと頑張っておいでなのですね。しかも自分の選択に、しっかり自信と責任を持っていらっしゃる。
拝読して思ったのは、「一病息災」ということです。その怒りのエネルギーは、あなたを少なからず前に推し進めているのではないでしょうか。
あなたであれば、「仕事中に元旦那を思い出し、怒りで仕事が手につかない」ということもないでしょうし、娘さんに愚痴を垂れたりもしないでしょう。
老婆心から少し心配なのは、娘さんを「ミニミーmini me」にしないことです。いづれ彼女は自立し、一人の人間として生きていきます。あなたの価値観と相容れない所もあるかも知れません。しかし、そんな事よりも「独り立ち」を喜んであげて下さい。
という事で、「怒りを持ち続けて良いのではないでしょうか」が私からの意見です。
Snow White
Sugar Snow というnickname
を付ける方ですからね。
白雪姫のように、
思いやりのある、
優しい方じゃないかと。
白雪姫は、
継母から
猟師に殺されかけ、
腰縄で絞めころされかけ、
櫛で頭を刺されて殺されかけ、
毒リンゴを食べさせられて、
殺されかけ、仮死しますが、
馬車がぶつかった拍子に、
喉に詰まったリンゴが、
口から出て一命を取り止めます。
そして、
王子さまと結婚するのです。
この継母は、
焼けついた覆かされ、
死ぬまで踊らされます。
目出度し目出度し。
白雪姫は、
この継母を恨みませんよ。
小人たちと楽しく過ごしただけ
なんです。
恨みもしなければ、
抵抗もしません。
恨みの炎は、
執着、未練になって、
あなたのところに来ます。
なぜならおそらく彼は
新生活を送っていて、
あなたのことを、
忘れている可能性が、
高いからです。
復讐するつもりが
煩悩となってあなたに返る。
理不尽ですよね。
彼に復讐したいのなら、
彼のことを一切考えない。
もっともっと、
仕事を充実させて、
お子さまと幸せな時間を
すごすことだと思います。
あなたの文章を
読んで感じるのは、
logicalでありかつ
reasonable
だということです。
サラリーマン時代を
思い出しました。
Business writingの書き方、
穴を潰していく。
想定する答えは、
事前にそれは
分かっていますと、
潰していく。
よくできています。
非常に優秀な方だと思います。
頭の回転もよい方です。
元ご主人は疲れたのかも、
知れませんね。
家庭は守るも大事ですが、
安らぐ、
癒す、
居心地がいい、
というのもありますよ。
部屋が汚い、
雑然としている。
夕ご飯は弁当、
朝は菓子パンと
インスタントコーヒーも
ありだと思います。
人は変えられませんが、
あなたは変われます。
ご自身のお子さんのために、
蛇足なから、
愚僧はいま浄土真宗ですが、
長年神仏合習の修験を
やってきました。
恨みで憎む相手を潰すのは、
こちらも命懸けですよ。
ホントに(笑)
やったことはありませんが、
そう聞いています。
お幸せに!
ワクワク感優先でいきましょう
Sugar Snow 様 相談ありがとうございます。
元夫が憎い。それを抱えても、頑張って生きているあなたは、凄いですね。
今後の人生に、それが足枷となりますか?それともなりませんか?
足枷となるなら、憎しみは捨てる、解消する、という事が必要でしょう。
足枷とならないないと思うなら、もう気にしないという事でしょう。
で、どうしたい?
仏教では、怨憎会苦と言って、憎しみは苦しみの一つですから、捨てなさいと説くのが基本ですが、あなたの人生だから、あなたが恨みや憎しみを持ち続けてもいいというのなら、それで頑張って生きてください。
いや、やはり解消したいというのであれば、憎しみになった体験を、教訓に代えて、もうそれ以上は追わないことです。元夫の方は、因果応報でいずれ何かの報いが起きるでしょう。その程度の事です。
そして「人生の次のフェーズに向けて新たにチャレンジしてみたいことも出てきて少しワクワクしています。」をもっと感じてみては如何でしょうか?
そのワクワクが実現したとして、どんな素晴らしいワクワクを体験しているのでしょうか? 誰とどんな場所に居て、どんな感覚で、どんな感動を味わい、周りの人にどんな影響を与えて、自分も他人も幸せを感じてる。その雰囲気を充分に想像でも瞑想でもいいので、心と身体全体で味わってください。
充分に味わったと思えたら、今に戻って、その憎しみの想いは、どうなっているでしょうか?
もう、あなたには関係のないことになっているかもしれませんね。
あったとしても、教訓だけが残っているのではないですか。
で、
ワクワク感を実現させるために、今何ができる?
お読みいただきありがとうございました。
参考までに
一礼