私の気持ちは届くのでしょうか?
こんにちは。はじめて相談させていただきます。
実は…二日前に子供の頃から日舞を教えていただいた師匠が逝去されました。
お通夜に参列させていただき、師匠に御礼を伝えました。
私は昔から亡くなった方は仏様になり、見守ってくださると信じてますが、
手を合わしたら師匠に私の気持ちや思いは伝えられるのでしょうか?
本当に尊敬していた師匠だけにまだ逝去された事が受け止められないぐらいです。姿が見られなくても会いに来てくださいますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
はじめまして、こんにちは。
大切なお師匠様が亡くなられたとのこと、さぞお力を落とされていることでしょう。お察しいたします。
宗派ごとによってとらえ方が違うので、私は浄土真宗方面から。
お師匠様に、お礼の気持ちを言いたい届けたいのは自然なお気持ちで宜しいことです。ただ、このような場なので仏教的な観点から結論から言いますと、手を合わせる(合掌、念仏する)ことはこちらの気持ちを届ける姿ではなく、先方の気持ちを受け取る姿です。
その先方の気持ちとは、「阿弥陀如来様の極楽で仏様に成られた方のお気持ち」です。それは、阿弥陀様のお心を、「南無阿弥陀仏」を聞いてくれよと言っている、仏に成った者として私に望んでいる、という意味でのお気持ちです。それを受け取る意味での手を合わせているのです。
追悼のお気持ちを持ちつつ、今は成仏されたお方の心を汲む。これが手を合わせる意味です。また、「姿が見られなくても会いに来てくださいますか?」とのお尋ねですが、先述したその成仏されている方の正しい意味でのお気持ちに出あわれているならば、あなた様は今亡き人と心と心で出会えていると言えましょう。
ご参考まで。
大丈夫ですよ。
お師匠さまは
仏さまに導かれて
お浄土にて成仏されています。
そして新しく生まれた仏にとして
あなたのことを見守ってくださっています。
今後も日舞に励まれるなど
お師匠さまが喜ばれそうなことを
心掛けてください。
あなたのお気持ちは
もう届いていますよ。
質問者からのお礼
お返事をいただきありがとうございます。
手を合わせることは仏様になられた師匠からのお気持ちをいただくことになるのですね。仏様からのお気持ちをいただけると知り、心が暖かくなりました。
ありがとうございました。
和田様
ありがとうございます。そうですね、きっと私が舞踊を続けることが師匠は喜んでくださると思いますからこれからも舞踊を頑張ります。