友達の為に何もできない無力感
作家で自営業の友人が昨夏、交通事故に遭いました。
幸い大事には到りませんでしたが、仕事に穴があいてしまい、今現在お金に困窮しています。
私は無い袖は振れないので、お金を貸してあげることもできません。
友人は作家さんなので、作品が売れればお金にはなるのですが、最近売れ行きが芳しくないようです。
いつも、暖かくもてなしてくれる優しい友人だけに、私も何かの役に立ちたいのですが、翻って何もできない自分に無力感があります。
私なりに友人の為に努力をしているつもりですが、作品を方々に売り込みにいっても、最近流行らない作風という理由で反応が良くありません。
苦しんでる友人を見ると、私も苦しくなります。そんな弱い自分も情けないですが、どうにか心境を切り替えたいです。
その為にもお知恵を拝借させて下さいm(_ _)m
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
話を聞くだけでも立派な施し
拝読させていただきました。
友人の気持ちに寄り添う思いが素敵です。
人は皆平等でありたいと思う反面そういかないことも知っているのが私たちです。
今こうしてhasunohaを通じて、ご質問をしてくださることも同じことであり、私たちも遠方にお住まいの方々を救いに駆け付ける気持ちがあっても現実は身体は一つと全てを成し得ないことが事実であります。
いかに仏の教えを伝え、皆さま方の心に光が少しでも射しますことを願いながら、返答していることでもあります。
お金で人も救えることもありますが、お金で施しができないときは「話しを聞くだけで相手は自己を納得させながら、満たされることを知る」に繋がると思います。
人は十人十色であり、悩み事の内容により、相談相手を変えることがありますように、友人の作家さんもお金が必要であるが、話しを聞いてくれるだけで有り難いことでもあると感じていることと思います。
蓮の臺さんが友人であれば、友人の作家さんも同じ気持ちでいてくれることと思います。それが友人です。
順風満帆である人生は豊かであることに誰もが感じることです。しかし、壁にぶつかる人生、つまずく人生と様々であり、苦難が生じることで、一人で生きていけないことを痛感し、友人・家族等、人々の有り難みを感じながら、人生が謳歌されていきます。
今、現実お辛い状態でありますが、この苦しみから一日もはやく脱し、心晴れやかな日が訪れますよう心よりご祈念申し上げます。
解決に至らない返答ですが、どうぞご了承のほど宜しくお願いします。
合掌