わたしが死んだあと
初めて質問させていただきます。
プロフィールにものせてますが、わたしはひとりっこ、親族は今は高齢の父のみです。
父は信心深く、お仏壇には毎日お線香を焚いて、手を合わせておりました。そんな父の背中を見て育った私は、仏教について何の知識もなく、毎日の日課として、父と同じようにしてきました。
そんな父が難病にかかり、また高齢でもあるため寝たきりとなり、今入院しています。父の代わりに私を務めていますが、それも私の代で終わるわけです。
また数年前母が他界したときに墓地を購入しました。父もいずれ母と入りたいと思っているのでしょう。それは娘として叶えてあげたいとは思いますが、問題はそのあとです。
私もいずれは後に続くわけですが、私を弔ってくれる人がいません。
(そんなご家庭は珍しくないと思いますが)
他人様の手を煩わせるのも申し訳ないので、自分で自分の死後のことはきちんとしておきたいと思うのですが、まず何から始めたら良いのでしょうか。
心構えについても会わせて御教授いただけたらと思います。
今日は母の命日です。そんな日にこちらのサイトを見つけたのも不思議なご縁だなと思いつつ、乱文ではありますが、御回答頂けたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏事に関しては菩提寺へ
お父様の看護お疲れ様です。
お尋ねの件は、いわゆる終活と呼ばれる、自分自身の死に至るまで、また、その後についてを、あらかじめ考慮し、又、具体的に書面や正式なる後継者等(いない場合は公人など)に託していくというものであります。
その中には、葬儀やその後のことも含まれます。それぞれの内容については専門家を踏まえてのことになりますが(その方が間違いが少ないです)、仏事に関しては、菩提寺に相談されるのが一番いいかと思います。
ネット等の情報も参考にはなりますが、やはり最終的には信頼している菩提寺へ直接お尋ねなられることがスムーズに進むかと思います。
一度、ご相談をされたらいかがでしょうか。
時代の流れですね。
御質問拝読いたしました。
御両親さま
御先祖さまに感謝され、
御供養を欠かさない、
殊勝な御心構えだと、
思います。
神仏や御先祖さまの御加護が
必ずありますよ。
将来こうしたことに、
お困りにならないと
愚僧は思いますよ。
とりあえず、
方法をお知らせいたします。
まずは、御先祖さまの、
墓じまいを致します。
御遺骨につきましては、
管理費等が不要で、
永代供養してくださる
永代供養墓に改葬いたします。
骨壷のままですと、
高額ですが、
合祀墓ですと、
比較的安価です。
ご自身につきましては、
お手次のお寺さまに
永代供養墓への、
永代供養と埋葬を
事前にご予約し、
近親者の方か、
後見人、
または、地域包括支援センターの
担当職員の方か、
事後を託す方に、
遺言されておいたら、
よろしいかと思います。
あなたは、信心深く、
考え方も将来を見据えて、
しっかりしていらっしゃると、
思います。
必ずいいようになりますよ。
お幸せを祈っています。
質問者からのお礼
海祥様、早速の丁寧な御回答くださいましてありがとうございます。やはり菩提寺にご相談するのが一番良いですよね。私自身持病もあるのでやはり気が焦りまして、父がいなくなったあとのことが気にかかるようになりました。お話を聞いてくださって気持ちが楽になりました。ありがとうございました。
花山様、具体的にご説明くださいましてありがとうございます。そして暖かい励ましのお言葉身に沁みます。私は仏教、それに関わるしきたり等について全く不勉強ですので、母の葬儀の時も一人であたふたしましたが、hasunohaさんのようにご相談できるサイトがあること、お忙しい中、親身に言葉をかけてくださる先生方がいらっしゃること、大変心強く思いました。ありがとうございました。