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夫のがん

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有り難し有り難し 11

以前、超高齢の両親の世話の悩みでお世話になったものです。その節はありがとうございました。

夫は、8年くらい前にすい臓がんを患い、その後前立腺癌(これは低リスクなのでそのままにしてあります)、胆石摘出の際見つかった胆のうがん、そして今回、すい臓がんの再発か胆のうがんのリンパ腫の可能性があります。

夫は「よく食べ、よく眠り、良く運動する」人で、タバコもとうにやめたし、お酒は体質上飲めません。ほとんど疲れたとかどこか痛いとかもない人で、性格もおおらかで優しく、どうしてこういう人がこんなに癌になるのかと悲しいです。

今回、ある病院での検査結果が悪いのがわかったのが、私との旅行の前日でした。がんセンターでの検査の日が先でしたので、夫は旅行に行こうと言ってくれて行ってまいりました。私が以前から行きたがってた(夢の一つだった)カンボジアのアンコールワットです。

しかし、帰国後体調を崩し、予約日を待たずにがんセンターへ入院いたしました。
私は、旅行へ行って疲れたのが悪かったのだと思い、自分を責めて辛いです。

どうして癌になったのかと考えるのも意味がないと思いますし、一生懸命誠実に生きてきたつもりですが、この先どうやって生きていこうかとなかなか気力が湧きません。
今までは前向きにやってきましたが、私も年のせいか、うつ病を患ったあとのせいか、なかなか気力が湧かないのです。

しかし、娘が一生懸命助けてくれるので、なんとか頑張っていこうと思っています。友人たちも妹も励ましてくれています。とても人に恵まれていてありがたいです。

超高齢の両親の世話は、妹が時々来てくれて助かっています。

お坊様、どうか前を向いて頑張って歩いていけるように、どんなお言葉でも構いません、くださいますようお願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

祈り抜きましょう!

私たちは弱い人間です。
毎日毎日、
各々が抱える不安に苛まれながら、
生きていかねばならぬ、
存在なのです。

僧侶であっても同じです。
ただ不安の種類が、
人によって違うだけです。

ご主人さま、心配ですね!
回復を祈るばかりで
ございます。
愚僧も回復を祈ります!
回復を祈らずには、
おられません。

こんな時は、
祈るしかありませんよ。
祈りましょう!

神さま仏さま御先祖さま、
守護してくださっている皆様、
夫を救っていただいて、
ありがとうございます。

なぜ闘病中なのに、
治ったことにするのか?
それは信仰、信心だからです。
実際に治るのか、
治らないのか、
もうそんなことより、
信じ切るんです。

お助けくださると。

助かればこれはまさに
神仏の御加護です。
万が一の時は、
神仏の思し召しです。

四六時中、
心の中で唱え続けた時、
あなたの中で
大きな変化が生まれるはずです。
それが何なのか?
あなたにかわかりません。

愚僧は難曲を祈る
ことでことで乗り切って、
まいりました。
愚僧には、
南無阿弥陀仏、
念佛しかないからです。

自分の思慮や
力では如何ともし難い時は、
祈りしかありませんよ。

あなたに御縁のある、
神仏にかたりかけ、
祈ってまいりましょう。

信じるものは救われます。
ご主人さまとの、
病気平癒後のご旅行なと、
楽しいことを、
思いながら、
感謝の祈りを、
捧げましょう。

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有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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質問者からのお礼

花山雲吉さま、お言葉をありがとうございました。
本当に、もうただただ祈るばかりです。身近な友人たちも、海外にいる友人とサークルの人たちも、皆さん、祈ってくださっています。
私は、以前から祈りの力を信じております。

花山さまのおっしゃる祈り方を、今後してまいります。

実は昨晩、もしかしたら・・・考えうる中で一番ましな状態かもしれないという話がありました。しかし、それが決定するのが今日の医師の会議だそうです。
祈りまして、もし何かございましたら、ここで報告させていただきます。

本当にありがとうございます。

今日、主人がいったん退院しました。医者の説明では、黄疸が消えたら術前化学療法(抗がん剤)をし、その後手術になるようです。
癌は、残っていた膵臓に再発したけれど、まだ外には出ていない状態なので、医者は今のうちに切りたいようです。

8時間はかかる大手術であり、消化管の再建も必要な難手術なのでとても心配ですが、祈って祈って頑張って主人を支えていきます。

何度もお坊様のお言葉を読み直し、励まされています。
本当にありがとうございます!

「癌・末期ガンと向き合う」問答一覧

癌の母、現実逃避の父

末期癌の母がいます。 あちこち転移していますが去年までは普通の生活ができておりました。ですが年始に足が腫れ歩けなくなり、骨転移が神経に障っているのと下肢の血栓で入院中です。 月末の退院後は元通りの生活とはいかず、幾分か歩行に問題が出るとのことです。抗がん剤も打ち切ることになるので、終末期の準備と覚悟も必要になります。 コロナ禍では入院すると面会もできませんので、できる限り在宅でと思っています。 なのでヘルパーさんを入れることも視野に入れ病院と相談をしておりますが、実家は物が溢れており、まず掃除から先にと思っているのですが、父が拒否します。 父は私と仲はよい方ですが、気持ちの弱い方で頑固。母が元通りになって帰ってくると信じて…信じようとしていて、掃除して手すりをつけることを退院してからと言い張って、話も聞いてくれません。 父が冷静に話を聞けないので病院との調整役は私が全て引き受けていますが、限界を感じ病院の相談機関には相談をしています。 退院前に父と私と看護師さんで面談をし、説明と説得をお願いしています。 多分今の時点でできることは全てできていますが、今後、父の気持ちを尊重しつつ母の生活の質を維持していけるのか?その調整が上手くできるのか不安です。 弟がおりますが、義妹は第二子妊娠中ですし、弟と父の仲が悪い為そこにも注意を払わないといけません。 今日もやんわり掃除の話をしましたが、退院したら!と話を聞いてもらえず、その度に無力感に襲われます。 向き合わない父に腹が立つわけではありません。ただ、困り果てています。 私だって、母がいなくなる準備なんて少しだってしたくない。全部投げ出してしまいたい。泣いて泣いて眠れない日もあります。 でも最後まで母が母らしくいられるように努力したい。 父に時間が必要なのはわかっていますし、ゆっくり進めるしかないのでしょう。 ただでさえ、父は一昨年長年介護してきた母(私の祖母)を亡くし、最近やっと立ち直ったところです。また失うことなど考えたくないのでしょう。その気持ちは痛いほどわかるのです。私も大好きな祖母でしたので。 でも、母について気持ちを共有できるはずの父がこの状態で、私一人先を考えなくてはいけない、この状況が叫び出したいほど辛いのです。 私はどのように両親と向き合うべきでしょうか。

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