過去帳に載ってない方がいました。
初めて相談させて頂きます。
私は嫁ぎ、今は実家の近くで主人と子供と暮らしております。
実家には私の両親がおり、週に一度、仕事の都合で顔を合わせております。
先月、気になっていた、父の実家の御仏壇やお墓を今後を父に訊ねました。
父は次男なので、本来は跡取りではありませんでしたが、祖父母や伯父が相次いで亡くなり、いきなり跡取りとなりました。元来、父は仏事に関心がなく、本人も亡くなったら葬儀も墓も要らない!と言っていましたし、伯父や祖母が亡くなった直後は「早めに墓じまいや仏壇じまいをする」と言っていました。
けれど、一向にその気配がなく、もし思いとどまったのなら、祖父母の居ない空き家(もう一年半経ちます)に仏壇を置き去りにするより、両親宅で御仏壇をみても良いのでは…と思い、発言致しました。私は嫁に出ましたし、弟がいるのでゆくゆくは弟が見ることになるのだとは思いますが、何か決まっているなら聞いておきたいなと。
すると、「子孫が生きてるのに墓じまいとは何事だ!」「馬鹿じゃないのか!」と怒鳴り散らし、話になりませんでした。
幼稚園の頃から、殴る蹴る、訳もなく一週間以上私の存在を無視し続ける、今回みたいに怒鳴り散らす…。現代なら確実に通報レベルの虐待を受けてきました。未だに許せてませんし、時折涙してます。
話が脱線してしまいましたが、父は私に最後に怒鳴り散らしました。「○○家の先祖を馬鹿にしやがって!絶対許さない!」と。
私は今まで先祖の事をひとつも教えてくれず、仏壇も空き家に放置し、お墓も私が行かないといつも苔だらけで一番先祖をバカにしているのは父だろうと思い、半ば復讐のつもりで戸籍謄本など、様々な資料を集め調べました。
すると、戸籍謄本には存在するのに、在家用の過去帳に未記載の乳幼児の御先祖様が何人か出てきました。昭和初期まで方々なので、お位牌もあったとしても、菩提寺様に返されて過去帳に記載されているはずです。なのに、いくら探してもない…。
忘れ去られているんだと感じ、悲しくなり、また申し訳なくなりました。
そこで、菩提寺様に事情を話し、その方々の戒名を教えて頂き、新しく過去帳を作り直しております。せめて、私や協力してくれている母は覚えておきたいと。
ただ、上記のバトルから、父とは口をきいていません。
完成したら、父に無言で渡しますが、これで正解なのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたは決意は賛成です
私はあなたの優しさ、行いに賛成します。先祖様を分け隔てなく残そうという取り組み有難いです。
過去帳には先祖様で犯罪を犯した人やハンセン病を患らった人、障害を持った人、人身売買された人、幼くしてなくなった人等を意図的に記入しないこともあったようでした。過去帳や家系図は差別や人権問題を招きやすいものです。最近、過去帳や家系図を紹介している番組もあります。そのような軽い気持ちで他人に見せると思わぬ問題が起きることもありますから、取り扱いは慎重にお願い致します。
それにしてもあなたのお父さんは酷い人ですね。それでも家族です。先祖様と同じように大切にしなくてはなりません。今後、要介護状態になったらあなたに責任が回るでしょう。その時、老人ホームに入所するか?在宅にするか?良く考え今からでも心の中で計画(ケアプラン)した方が良いでしょう。
今後質問がありましたら、いくらでも下さい。あなたの鬱憤を晴らして下さい。私はあなたの味方です。
新しい過去帳を作成することは、
質問者からのお礼
和田様
ありがとうございます。仰る通り、「当て付けか!」と怒鳴るかも知れませんし、過去帳を投げつけるかも知れません。幼い頃から無視や暴言、暴力が日常だった父です。覚悟はしております。ですが、私はもう他家に嫁いでおりますし、私の家にあっても御先祖様も嬉しくはないでしょう。
それに、上手く運べば私の弟の代までは過去帳は引き継がれると思います。忘れられ、居ないことにされる寂しさは、生きている私でも分かります。全部出来上がり、実家に渡せたら、あとは父の裁量に任せます。お気遣い、ありがとうございました。
大鐵様
ありがとうございます。
やはり、意図的に書かないという事もあるのですね。文字数の関係で書けませんでしたが、満年齢14歳で不審な死亡届を出されている女の子がいらっしゃいました。色々と調べた結果、大鐵様の仰る通りご病気の可能性が高い事が分かりました。今もなお、さぞや、悲しい思いをされているのではと思っております。
過去帳につきましては、あまり代数のある家系でもなければ、他人様が見ても面白いものではないので、他人様に見せる事はないでしょう。父にもさせません。
父の今後についてもご心配頂きありがとうございます。幸いにも、私の職業柄、何件か介護施設とご縁がありますので、もしもの際にはそちらの向きで考えております。酷い父ですが、できるだけ父が穏やかな気持ちで過ごせる施設をと思っております。
被虐待児としての傷は永遠に消えませんが、寄り添って頂き感謝しております。ありがとうございました。
☆追記
先日、過去帳を完成させ、母と共に菩提寺様に過去帳を持参し、先祖供養という形でお経をあげていただきました。
ざっくりと○○家先祖代々みたいな形でお経をあげてくださるのかと思ったら、忘れられていた御先祖様の戒名を入れてお経をあげてくださり、皆様の追善供養として頂けました。これで、みんな御先祖様達家族がひとつになれたと思い、嬉しく思いました。(私はもう、実家を出た身ですので、もちろんその中には入れませんが…)
そして、やはり私の家は苗字も違いますし、うちに置いたのでは御先祖様も居心地が悪いのではという思い、
また、母の意も尊重し、過去帳は実家の母に託しました。母も、存在を消されていた御先祖様達(主に子供さんですが)の供養を望んでおりました。
過去帳の存在を見た父が、どんな反応をするかはまだわかりません。母に手を上げるような事があれば、私がすぐに守りに行きます。私に「当て付けか!」と怒鳴りつけに来るようなら、戦い抜くしかありません。
短絡的に、私と父のバトルならば私が涙を飲み、平和的解決が出来たら一番良かったと思います。けれど、これまでそれで何一つ解決しなかったという事実、母の事、御先祖様の事を思えば、有事の際には戦うしかないんだと感じております。悲しいですし、最期の恩返しになってしまうかもしれませんが、自分は自分の出来ることをしたと言い聞かせていきたいと思います。
ありがとうございました。