孤独感とのつきあい方
最近になって、なぜか孤独感を感じます。結婚をして優しい夫とも上手くいっていますが、晩婚であったため子供はありません。
友人が、子供に恵まれ楽しそうにしている姿をみると、羨ましくも思います。
もしかしたら無い物ねだりなのかもしれません。このような孤独感を乗り越えていく方法を教えて頂ければと思います
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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見比べない観心を
拝読させていただきました。
誰にしもその時その時に感じる孤独感というものは生じますね。
近くを見渡すと幸せであることに気づき、周囲を見渡すと不安が生じることもあるものですね。
「見比べない観心」
他人と見比べてしまうことで、自身に足りていないものと比較する心が生じます。
仏教では四苦八苦の中に「求不得苦」というものがあり、求めるものが手に入らないという苦しみを表します。
比較することで、自身に足りれば満たされる心が欲求いたします。
年齢を重ねるにつれ、今感じる孤独感に誰しも何かしらの事柄に悩みは生じます。
しかし、この現実を変えることはできないと分かっているものの、心の中では色々な葛藤が渦巻いてしまいます。
人生は一度きりであり、寿命(定命)がありますことから、苦しみ(悩み・羨む・嫉妬等)は、無駄な時間が人生を苦しめる方向へと導くことから、できる範囲で「今を変えることは出来ない。私以外にも境遇する人は万人居る。私より苦しんでいる人はたくさんいる。幸せの中で、余裕の心があるからこそ新たな欲求できる心が持てたんだ。」などと、自身に言い聞かせていく方法はどうでしょうか?
幸せが近くにあることを沢山ご存知なことから、夫婦だけで出来るエンジョイ方法を満喫していくことに専念することで、時間とともに悩みは過ぎ去っていくことと思います。
合掌
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。お言葉を拝読しているうちに、少しずつですが気持ちが穏やかになっていきました。
今後は他人と比較して、羨むのではなく、今の幸せに感謝して日々心穏やかに過ごしていけるように努力します。