回答 2
有り難し 16まず、何があったかについて説明します。
学校帰りに電車の中でいつもの仲間達と一緒に帰っていたときのこと。
話の流れで、いつものように自分の体型がらみでいじられて「カバ」だと言われました。その時は特にそこまで傷ついた覚えもなく、自分がいじられて場が和むなら別にいいやって思うので、「やかましいわ笑」ってな感じで普通にそのまま笑って話をしていました。
その後、そのグループのうち、僕と他の子が先に下車するころになりました。
降りる時に、僕のことをいじったやつがバイバイしてる顔をみて「よくよく考えたら、顔的にはこいつも人のこと言えんやんけ笑」って心で思いました。が、本当に降りる瞬間のことでしたので、特に反撃することなくそのまま降りました。
その後一緒に降りた子と話ながら歩いていて、ちょうど話のネタになるなって思って「よくよく考えたらあいつの方が俺よりカバっぽいよな笑」っ言いました。
するとその子は少し驚いた顔をして、「いや、それ普通に悪口やん」って真面目に返されました。
自分はそこまで悪意というか憎しみや怒りを抱いて発言した訳ではなかったのですごく動揺しました。しかし、その子に言われて、「確かにそうなのか」と気づきました。
以上がこの間起きたことです。
自分は生きる上で人に優しく、手助けができる人間になりたいと考えています。しかし、自分はこれまでの人生の中で色んな自分の汚い部分を見てきましたし、それをなくすことはできないことも知っていて、それを理解したうえで自分自身の中の闇と戦いながら生きていくしかないと考えています。
ただ、やっぱり今回のように自分の醜さを再認識すると、どうしても罪悪感とか自分への失望の念に駆られてひたすらに自分のことが情けなく、嫌悪感を抱いてしまう。
そしてそれに伴って過去に見た自分の醜さも思い出してますます苦しくなってしまう。
こうなるとなかなか抜け出せないんです。
しかも、今回僕がバカにしてしまった彼は自分とみんなを繋げてくれた存在で、友達として本当に大好きだし、同じ男としても憧れの存在なんです。
だからなおさら、自分が許せません。
謝りたいと思っても当の本人は知らない訳なので謝れる状況でもありません。どうしたらいいんでしょうか。
長文で申し訳ありません。助言いただければ嬉しく思います。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
友人から「それ普通に悪口やん」と言われたのは、「本人のいないところで言ったら」という意味じゃないでしょうか？
最近やたら〇〇ハラスメントと過敏になって、(表面上は)キレイな言葉しか容認されないような風潮にありますが、あなたくらいの年頃の男子グループは、ディスり合ったりするのもコミュニケーションですよね？
でも、相手を傷つけたり、貶めたりする意図はなく、親しみの１表現…
仏教を学んだところで、喜怒哀楽がなくなるわけではありません。
負の思いが一切なくなるわけでもありません。
その思いをいつまでも抱え込まない…
いつまでもその思いに振り回されない…
そのような気持ちの切り替えというか、コントロールというか…をします。
例えるならば、その思いを「砂」に書くか？「石」に刻むか？です。
砂に書いた文字は風や波ですぐに消えてしまいますが、石に刻んだ文字は簡単には消えません。
信念など大切なものは、石に刻み、そうでないものは、砂に書く。
「やかましいわ笑」で許し合える友人との関係を、どうか大切にして下さい♪
イマシュンさん、こんにちは。
自分の顔にコンプレックスがあって、相手の顔に悪口を言ってしまったことも悔いているのですね。
この世の中に、現実的に顔がカッコいい男とかっこ悪いブ男はいますし、それで女性にモテたりモテなかったりします。それを芸能雑誌は執拗に宣伝して広め、社会の価値観にしようとしています。
・・・が、社会人になるとそれは一つの価値観でしかありません。若い時はモテた方が仲間から羨ましがれるので、なりたくなるのですが、社会人ではそれだけでは通用しません。
男の魅力は顔だけではないからです。
世間を見てください。芸能人でもかまいません。全部二枚目の顔ですか？アイドル以外は顔は余り関係ありません。その人の芸の技術によって、男のかっこよさは決まるのです。ブ男の俳優さんでも主演になる人はたくさんいます。私の大好きな『男はつらいよ』の寅さんなんて、二枚目ではありません。そこを逆手にとって、あの面白い映画を作りました。かっこいいですね。
あなたも、顔をいじられて、いなせに返答するまでは良かったのですが、やはり美醜に拘っているので、本気で相手のブ男じゃないかと本気で愚癡ってしまったのです。そこを仲間に注意されたということです。二枚目・ブ男に関係なく、美醜だけで判断するような人間は、カッコいいとはいえません。二枚目であっても、社会で失敗している人はたくさんいます。そして誰も歳を取ればブ男になるのです。心だけは歳を取りません。心が美しい人、誠実な人、本当のかっこ良さに価値観がわかる人だけが、他の人からカッコいいの評価を受けるのです。
あなたも、本当の美しさ、かっこよさを学んで、それを目指して努力してください。学生時代にそれに気付いたら、凄いです。それこそ、学生時代はそれを勉強するためにあります。社会人になった時点で他の同級生よりも一つリードするのですから。
がんばって！合掌
GALUCHAT様、ありがとうございます。大切なものを石に刻んで、そうでないものは砂に書く。確かに自分は全て石に刻もうとしていた気がします。そっか、砂に書くっていう選択肢もあっていいんですね。そのお言葉でだいぶ余分な力が抜けた気がします。ありがとうございます。
染川様、ありがとうございます。言われてみると確かに、見た目の美醜に結構囚われていたような気がしました。自分はまだまだ人間的にも男的にも半人前なんだと痛感しました。今後自分がどれほどの男になれるかは分かりませんが、頑張ろうと思えました。ありがとうございました。
