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霊とは?

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有り難し有り難し 18

2年前に、伯父が亡くなりました。子供がいない伯父夫婦は、私が小さい時はよくかわいがってくれてたんですが、ある時から、姉妹家族みんなと、疎遠になっていました。

脳梗塞で入院したのをきっかけに、お見舞いにいきましたが、伯父は
しゃべることができない状態でした。悲しかったです。

しばらくして、夢に伯父がでてきて、「伯母さんは、どうしてる?どこにいった?」と元気な姿で問うていました。私は、「伯母さんは、自分の家に伯父さんのことまってるよ」と伯父は、「あー、そうかそれでいいんだよ」と笑顔でした。その夜、なくなりました。
このとき、もう一度病院にいけばよかったと後悔してます。

葬儀の前日、また、夢に着物姿に帽子を被った伯父が、杖をつきながら、しばらく、立ってて、笑顔でおじぎをしてました。なにもいわずに。。。
この話を母にしたら、棺桶に伯父の愛用の帽子を一緒にいれたそうです。このことに、私はびっくりしました。

そして、葬儀のあと伯母含めの姉妹と家族が、私の実家に集まりました。みんなが、部屋に、上がったとき、伯父も一緒に入ってきたそうです、普段霊とかには、無関心な父がこの時ばかりは、受け入れてました、それも、父にしか伯父の姿はみえなかったそうです。あの帽子をかぶって。。。

伯父は、いまも、わたしの実家にいるのでしょうか?
また、伯父は、なにか、いいたかったのでしょうか?急に倒れて
身の回りのことも整理できなかった伯父さんの悔いが窺がわれて
何かできなかったのかと、残念でなりません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

意成身

m875様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「霊」の存在については、基本的には「無記」(議論しない)という扱いとして、少し難しいことでもございますが、「笑顔でおじぎなさられていた」というのは、最後の挨拶をなさられにおいでになられたのではないかと推察致します。

少し、「霊」とは考え方が異なるものになるかもしれませんが、死後、しばらくの間は、肉体から離れたる意識が、「意成身」というカタチをとるとも言われております。

もしかすると、その「意成身」がお見えになられたのかもしれませんね。

いずれにせよ、「意成身」も長らくそれを保つことはできないとして、業・カルマの状態に応じて、三週間から、遅くとも七週間(四十九日)までには、次の状態へと移行することになると考えられています。

その次への状態が、より善き赴きであるようにとして、ご供養、ご功徳を行うことが、私たちには求められるものとなります。

もちろん、できれば、確かなる仏様のご縁、仏様のお導き、お迎えにより、浄土・仏国土、あるいは新たな修行の世界へと向かわれることになっていることが望ましいものとなります。

どうぞ、より善き赴きでありますようにと、ご供養、ご功徳をなさられて頂ければ、伯父様もご安心を頂けることになるのではないかと存じます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
意成身とゆうものになって、10年モ疎遠だった、私に会いにきてくれたのなら、
私は幸せな姪ですね。
お坊さんに、質問してよかったです!

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