研修指導がうまくできず辛いです
ひと月前に今の会社に転職いたしました。
そして勤務してひと月ちょっとという中、突然初めての研修指導をさせられました。社会人になって初めてのことでしたので、30人程の規模だったのですが、上の方も見に来られて、とても緊張しました。
普段から人前で喋ったり、人を指導する立場になかったので、資料の準備はしたものの、どう喋ったらいいのか、どんな質問が飛んでくるのか分からず、なるようになれという気持ちで挑んだのですが、見事にボロボロでした。
想定していなかった質問、緊張ですべてど忘れしてうまく返せなかったもの、普段思ってもいないことを話してしまったり、自分でも訳がわからない状態でした。
私が普段からこういうことに慣れていないのは上の方も理解してくださっていたのか、途中でフォローしていただいたり、「あまり慣れてないでしょ?でもちゃんと喋れていてよかった!」と声をかけていただけたりして、嬉しかった反面、申し訳なさと情けなさ、恥ずかしさで本気で落ち込みました。
時間が経てばいずれは忘れる、誰でも始めはうまくいかない、そのくらいの悩み些細なことと、自分でも理解しているつもりではいるのですが、気持ちを割り切ることができず、つい独り言をもらしてしまったり、ものに当たってしまったりを繰り返してしまいます。
あと数回研修が続くのですが、また同じことを繰り返してしまうのかと思うととても辛いです。
今の不安な状態から少しでも立ち直ることができないか、気持ちを和らげることができる考え方をお聞きしたいです。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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はじめまして。
わたしも最近葬儀を一人でやるようになったのですが、毎回法話で悪戦苦闘しています。
田舎なので葬儀には数百人集まります。
困ったなと感じながら儀式を執行しています。
上手く出来なくても機会を大切にしてください。
経験を重ねると緊張も和らいできます。
緊張や恥ずかしさを感じるのは、あなたに鮮度があるからです。
乾いていない。潤っているからです。
真面目な悩みに救われました。わたしも恥をかきながら法話頑張ります。
次のために準備しましょう。
大学生の時、教師になるつもりはないのですが、カリキュラムの中に組まれていて、2週間、中学校へ教育実習の授業を行ったことがあります。
なぜか、最初の授業が上手くいき、ついに模範授業ということになりました。そこには校長先生をはじめ先生方や実習生もずらり、しかし、準備不足、内容をよく理解していない(勉強不足)ことで、一つのつまずきで舞い上がり、時間は余ってしまうし、最悪な時間を過ごしました。
その後も、お寺での法話など多々ありましたが、最後は一字一句を書いて、それを何度も読み返しました。
ヨツカドさんも、どうしていいのか分からなかっただけで、段々と分かると慣れてきます。そして「話し上手は聞き上手」といって、とにかく、他人の講義、実習なんでも多く聞いてください。そこで、これはいいなと思う事は、どんどんと自分の中に取り入れてください。はじめは真似事でいいです。段々と自分のものになります。
あとは数をこなすことです。1回でも上手くいけば次は大丈夫です。あとは自信を持って話すことです。同じことでも、自分がマスターしなければ伝わりません。
次回のためにも、何度も練習してください。あとは受講者が反応してくれます。