変わろうとすると不幸が訪れる気がします。
今日は。私は現在専門学生をしています。
最近今までの自分を見つめ直し、いい方に変わらなければと本やインターネットを使い変わる方法を調べたり、計画を建てました。
しかし、計画を建てた時、その計画を実行し出した時に自分に強いストレスになることや不運なことが起こりました。
このことから変わろうとすると不幸になるのではないかと怖くなり、現在は変わろうと計画していたことを中止しています。
私はなにか自分ではどうすることもできない大きな力や運命が「お前はこのまま惨めな存在でいろ」と警告しているのではないかと思い込み、恐れているのですがそんなことはあり得るのでしょうか。また、私は自分を変えるために一歩踏み出して中止していた計画を再開してもいいのでしょうか。
これまでも計画を建てたものの実行できなかったりして怖くなり相談させて頂きました。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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そのままでいたい、という拘り
こんにちは。人間が一番執着するのは、「そのままの自分である」と言われます。なんと言っても「今までとにかく生きながらえてきた」という圧倒的な実績があるのです。100%満足ではないでしょう。問題もある。けれど生きている。この実績に縛られるのです。
ですから、何かを変えようとした時にストレスを感じるのは当たり前。今までなかった(感じなかった)問題が生じて当たり前です。
なので、それを「不幸・不運」と捉えるか「当然のこと」と捉えるかで、実行可能性は変わります。「他の全ては都合のいいままで、嫌な所だけ変える」というのは執着と観じて、一旦は受け入れましょう。「見えない力」カテゴリでの質問ですが、「これは見えない力によるものである」という仮説を、まずは捨てましょうや。
いろんなあることが人生。
なめさん、こんにちは。
自分を変えようと思うのですね。素晴らしいことです。
変えようと思えばハードルができるのは当然。そしてそれはマイナスに働きますので、それをどう乗り越えるかが、自分を向上させる力が試されるわけです。
なめさんは、少し囚われがあるようなので、本やネットの机上論だけでなく、もっとリアルに活動した方が良いと思いますよ。たとえば掃除や老人介護のボランティアに行くとか。ペットセンターのお掃除をするとか。机上論ではなく、心がわからなくとも、まずは肉体を使って、その経験をつんでいくことが、一番早い、自分を変える方法です。
まだ若いので、どんどん社会に、さらには世界に出て行きましょう。がんばって!合掌
質問者からのお礼
お二方のお坊様
ありがたい回答をありがとうございました。
また、お礼の言葉が遅くなり申し訳ありませんでした。
今の自分の心に響く回答をいただきハッとすると共に安心しました。
今は少しずつですが変われるように毎日がんばっています。また、これから変わろうとしていて生じる問題に挫けなよう、がんばろうと思います。そしてボランティアなど積極的に自分から行動しようと思います。
相談させていただいたことで私はいい方に向けて歩み始めることができたと思っています。
本当にありがとうございました。