父が自死し、罪悪感で苦しいです
大好きだった父が自死しました。
性格は、真面目で優しくて、少し神経質なところがあり何事もきっちり管理をしたい人でした。
実家で1人暮らしていたのですが、軽度の認知症を患い、1人で生活するのが難しくなり父の希望により施設に入所することになりました。
父が何も言わないのを良いことに私達姉妹が会いに行くのは、年に数回で、人付き合いが苦手な父にとても寂しい思いをさせてしまっていたのではないかと思います。
施設での生活が1年を過ぎた頃、父は一度目の自死をはかりました。なんとか一命をとりとめましたが、大変落ち込んだ状態になっておりました。父は自死の理由を自分の思う通りに行動や生活ができなったことで私達に迷惑をかけたくなかったからだと言っていました。
その後父に一緒に暮らしたいと言われましたが、姉と私にも家庭や仕事があり、父を介護することができないこともあり、しっかりと介護をしてくれる施設へ入るほうがいいと勧めてしまいました。
ただ、自死をしたということもあり、すぐに受け入れてくれる施設はなく、まずは精神科で見てくださいと言われました。
その後、精神科を受診し、精神科の医師の判断で精神科病院の閉鎖病棟に入院することとなりました。
そこでの生活は色々と制限が多く、看護師さんにも厳しくされ父にとっては厳しい環境でした。
2ヶ月が過ぎ、入所できる施設が決まろうとしていた矢先、二度目の自死を図り亡くなりました。
自死を図る3日前に会ったときは頑張って生きると笑顔を見せてくれていました。
そのこともあり、何で自死を図ったのか分からず、何でだろうと考えてしまいます。
自分の中で、精神科に入院させてしまったことや一緒に暮らせないと言ったこと、寂しい思いを沢山させてしまったことが要因ではないかと自分のことを許せなく毎日責め続けています。
父の悲しい顔ばかりが頭に浮かびます。
父を苦しめた私だけ幸せな人生を送ってはいけないと毎日考えてしまい苦しいです。
父を成仏させてあげるには、悲しい気持ちを持ってはいけないと聞きました。明るくしないとダメだと思うのですが、父の写真を見ると辛く悲しく泣いてばかりです。
父が成仏でき、幸せでいてくれているのか心配です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの純粋な気持ちは必ず届いています。
初めまして、今日は。
人は、亡くなったら終わりではありません。私も、妻を病気により見取りました。その後、ご縁があり付き合い始めたばかりの彼女を東日本大震災で失ってしまいました。当時は身も心も崩れ・・命を絶とうと実行してしまいました。蘇生され、結果より苦しみました。様々な要因が重なり・・生きようと思って見たり、どう駄目だ・・と思ったり、狭間に心が常に動き追い込まれた末にそう実行をしてしまうのです。
お父様は、あなたも誰も恨んではいません。しがらみや苦しみから解放され・・お父様は新たなストーリーを描いて歩もうとしています。
亡き彼女が、過去を追って生きずに、訪れていない出来事を思って不安になるより、二度とない今をあなたらしく生きてと良く、私に伝えていました。鈍感な私は亡くなってから、彼女が伝えていてくれた言葉等に気づいて、もっと早くその暖かな思いに気づいて優しく接して上げられなかったのか・・自分を責めました。
亡くなった人の魂は、愛した人の中に入って・・共に泣き、思い出に寄り添って過ごし、お互いが・・もう大丈夫。そう思った時に、それぞれの新たな人生という冒険旅行を新たに描き、ストーリーを歩み出す・・それが四十九日だと私は思っています。
この世(此岸)にいる人が泣いたまま下を向いて過去に生きようと、未練があったままでは彼岸(あの世)にいる方が歩み出せません。お父様は、俺の方こそ、心配を掛けさせて悪かったね、恨んでもいない。悲しまずに自分の人生を歩んで・・そう言っていると思います。
お父さんの分も、二度とないこの瞬間をあなたらしく過ごして、一杯泣いた後は笑顔とあなたらしさをゆっくり取り戻してください。それぞれの新たなストーリーを歩み出しても、純粋に手を合わせれば・・お仏壇がなくても、祈るそばにスッと表れて、その姿に微笑んで応えてくれるのです。お仏壇は此岸と彼岸を繋ぐ電話と一緒です。いつか、私たちも辿り着く場所は一緒です。その時まで・・沢山の思い出を心のアルバムに刻んで、彼岸に渡った時にそのアルバムを開いて想い出を笑顔で語って上げて抱きしめてあげてください。あなたの事を見守って導いてくれるでしょう。
あなたらしく人生という冒険旅行を仕合せに歩めますように。心からお祈り致しております。
亡きお父様に心から、南無大師遍照金剛
合掌 礼拝
お父様は生き抜かれたのです
拝読させて頂きました。
大切なお父様がお亡くなりになりあなたもご家族の方々も大変悲しくさみしい思いをなさっておられるでしょう、そして深い後悔の念を抱いていらっしゃることでしょう。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
お父様は病が進んでいく中で生きる深く苦しみを味わっていらしたのかもしれません。自分のことが思い通りにいかなくなるそしてわからなくなっていくことはお父様にとって耐えがたきことであったのかとも思います。年を経て病が進行していく中ではなかなかその苦しみを取り除くことは難しいとも思います。お父様はそのような様々な理由や巡り合わせの中でお亡くなりになられたのかと思います。
お父様が仏様に導かれて沢山のご先祖様方に優しく迎えられて、仏様のもとで皆さんと一緒にこころ安らかになります様にと、切に仏様にお願いしご供養申し上げます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お父様は仏様に導かれ仏様のもとで一切の病や苦しみから救われて親しい方々と一緒にこころから安心なさって下さいます。そして皆さんと一緒に清らかに何も不自由なく円満にご成仏なさいます。これからは心穏やかにあなたやご家族の皆さんを優しく見守って下さるでしょう。
あなたの悲しみや後悔は尽きないでしょうけれどもどうかこれからも真心こめてお父様に手を合わせてご供養なさって下さいね。そしてあなたのお気持ちをありのままにお父様に心からお伝えなさって下さいね。お父様は必ずあなたの思いをくみ取り受けとめて下さいます。そして優しくなぐさめて下さいますでしょうし、あなたやご家族の皆さんのことを心から感謝なさることでしょう。
お父様とあなたやご家族の皆さんとのご縁はこれからもずっと永遠に続いていくのです。お父様はいつでもどこでもあなたやご家族の皆さんのそばで優しく寄り添い励まして下さいますからね。お父様はその人生をあなたやご家族の皆さんと一緒に一生懸命に幸せに生き抜いていかれたのですからね。そしてそれはこれからもずっと続いていきます。
あなたやご家族の皆さんがこれからもお父様に優しく守られながら仲良く幸せに生きていかれます様にと切にお父様やご先祖様方にお祈りさせて頂きますね。また宜しければあなたの思いをお聞かせ下さいね。