どんな心境でいたら穏やかに過ごせますか。
初めまして。新型コロナウイルス関連の報道が毎日更新されています。万が一に罹患した時は薬がなく対症療法しかないと解説されています。筋ジストロフィーで人工呼吸器を着け在宅療養している僕は対症療法では生き延びる自信ありません。物心のついた時から筋ジスは薬もなく20年前後の寿命と聞かされていたので死には免疫のあるつもりでしたが、薬のない未知の感染症のニュースを繰り返し見ていると疲れます。マスクやトイレットペーパーが品切れになり生活用品を買い占める市中の騒ぎを見て母も動揺しています。僕は8050問題の当事者でもあり老障介護の身ですから僕が肺炎になるより介助を引き受けている母に先に往かれたらと思うと心配は尽きません。死の心構えはできていますが、このような非常事態にある時どんな心境でいたら穏やかに過ごせるでせうか。先生方の経験や仏の教えにヒントがあればご指導お願いします。
先天性筋ジストロフィー。人工呼吸器を着けて在宅療養しながら認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク( @tochigivnet )発行のボランティア情報に表紙イラストを連載しています。病床にあって執筆した正岡子規にリスペクトして俳句を続けています。「屍派」アウトロー俳句(河出書房新社)発売中。
童貞を拗らせています。承認欲求が強く、我に返ると本当はこんな筈じゃないと思いながら生き延びています。僕が筋ジストロフィーに生まれた理由はテロ、殺人、強盗の犯罪を起こさないためと考えています。死にたい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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もう春は訪れていますので
拝読させて頂きました。
あなたがおっしゃるようにテレビや新聞やネットでの報道を見ると不安ばかりがつのりますね。あなたのお気持ちよくわかります。
できればあまり報道番組を観ることはやめて窓から差し込んでくる春の日差しやあたたかい春の風に身を任せてみてはいかがでしょう。
少しずつ少しずつ春の日差しも風もあたたかくなってきました。そして花々や鳥や虫たちも動き始めています。
今日の朝は鳥の鳴き声で目が覚めました。うちのお寺の境内ではうすむらさきのかたくりの花が静かに咲いています。花瓶にいける生花も色とりどりの春の花になってきました。
もしも可能であるならば皆さんでちょっと近くまでお出かけなさってみてはいかがでしょう、ご無理のない範囲で近くの自然の景色を見て風を感じてみてはいかがでしょう。
早咲きの桜や桃の花はもう満開を迎えていますし、河川敷の桜並木にはもうそこかしこで花が開き始めていますし、畑や田舎道には菜の花が沢山咲いて春の香りに満たされています。
春はもうあなたの身近にも訪れていますからね。
流行りの病気はいずれ沈静化する時が参ります、どうぞあわてずにこころ穏やかに身近な方々と共に落ち着いてお過ごしなさって下さいね。
あなたにもお母様にも皆さんにもおだやかな豊かな春が訪れます様こころよりお祈り申し上げます。