最近、子どもと関わることがしんどくなってきました。
些細なこと(学習やスマホの使い方、言葉づかい・人に対する態度など)ですぐに子どもにあたってしまうというか、突き放すような発言をしたり傷つけるような言葉を発してしまったり。先日もかなり酷いことを言って、我が子なのにひどく傷つけてしまいました。
特に長女に対しては、厳しくなってしまい、長女に対する接し方や発言も下の子たちに比べて酷くなってしまっているなと感じています。
ですが、言い出してしまうと自分の感情を抑えられず、夫が間に入っても自分を制御できず子どもを罵倒してしまいます。
そんな自分の感情をどう切り替えればよいのかもうわかりません。また、このようなことを繰り返していることが苦しくて、子どもと向き合うことが辛いと感じるようになりました。
そのため家にいることがしんどくて、家を出ることも考えるようになりました。
私自身の仕事はうまくいっており、職場でも評価してもらっているので、1人の生活に戻りたいとさえ思います。
この先、子どもたちとどう向き合っていけばよいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
おつらいことと存じます。
お子様に対し、とくにご長女様に対しての思いや言葉は、
きっとあなたご自身にむけたものでもあるのだろうと思います。
こんなにちゃんと育てたのに。どうして?そうした思いがつのり
罵倒につながってしまう。
恐れながら申し上げますと、
それを「やめよう」とは思わないのだな、とご質問から
受け取りました。
だから「ひとりになりたい」のだろうと思います。
子供たちへの罵倒をやめるのは簡単です。
言い出す前にゆっくりと深呼吸すればいい。これだけです。
でも、それをやめたいわけではない、という場合は
ときによって、お子さんと距離を置く必要もあるかもしれません。
くれぐれもそれは「お子さんの為に」です。
あなたご自身が、お子さんの為に変わりたいと願うなら、
あなたの学習の姿を、あなたのスマホの使い方を、あなたの言葉使いを、
あなたの人に接する態度を、あるべき大人の姿を見せるだけでいいのです。
そうではない、わたしが変わるつもりはない、というなら
子供たちにそのことを伝え、徹底嫌われ役になったらいい、と
思います。
罵倒された方のお気持ちはわかると思います。
かなしいし、くやしいし、にくいのです。
ならば、その感情を、あなただけに向けるようにする。ほかの
人に向けないように。
それであればお子さんと向き合う必要はありません。
それぞれ正面を向いて歩んでいくだけ。
どうするかはあなた次第です。
ただ、私の意見を言わせてもらえば、
「いつも、ごめんなさい。あなたを誇りにおもう。大好きよ」と
言ってあげてほしい。あなたがそんなおかあさんであってほしい。
あなたに、ご家族に、さちあれさちあれ。
大変ありがたいお言葉をありがとうございます。何とか自分の考えや子どもたちへの接し方を変えたいと思っていても、自分ではもはやどうして良いのかわからず、変われない自分にも嫌気がさして、いつしか子どもたちと向き合うことから逃げることばかり考えるようになっていました。
今回、貴重なご意見をいただき、子どもたちとの向き合い方を改めようと思いました。
子どもたちにきちんと「ごめんね。あなたたちのことが大好きで、自慢の子どもだよ」と伝えたいと思います。