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父を亡くした寂しさが癒えない

回答数回答 1
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はじめまして。
私の父は62才で肺がんで亡くなりました。
亡くなってから14年も経つというのに未だに父を思い出しては涙してしまいます。

いつも父の事を考えて暗い気持ちでいる訳ではなく、ふと何かのきっかけで思い出した時に涙が出てとても寂しくなってしまうのです。
家族を亡くした人は皆、多少は後悔がある事も、最後は痛みで本当に辛い思いをした父もきっと今は成仏して穏やかに過ごしているであろう事も、私の後悔も許してくれている事も分かっているのですが、それでも寂しくてたまらなくなるのです。
もう一度だけでいいから会いたいです。

私は実家から離れて暮らしているので、最後に会ったのは亡くなる2か月前でした。
その時はもう薬の影響で家族の事も分からず、見た目はお爺さんの様になっていました。
父は三姉妹の末っ子の私を本当にかわいがってくれましたが、仕事で家を開けることが多く、私も二十歳前に実家を出たので亡くなってから父と過ごした時間の短さに愕然としてしまいました。
無理にでも実家に帰ってもっと父との時間を大切にすればよかった、と後悔して仕方ありません。
やはり私はそんな自分を許せずにいるのでしょうか。

世の中には家族を亡くした人が沢山いますが、皆さんも私の様にいつまでも泣いているのでしょうか。
父の話をすると泣けてしまうので、誰にもこの気持ちを打ち明けたことはありません。
だから辛いのでしょうか?

アドバイスがあれば、お願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今までお話されなかったことを聴かせていただき、ありがとうございます。

私も父を肺ガンで亡くしました。
病院でナースコールを押したときの光景がたまにフラッシュバックします。
また、父の話が出ると涙腺スイッチが勝手に押される感覚があります。

でも、何で泣いてしまうのかはわかりません。
わからないけれど、僧侶としてひとつだけ言えるのは在りし姿を今は見ることができない悲しさから泣くのではないです。

私はむしろ、心の中に居る父の存在に触れたときに涙が流れるという風に思っています。

会えないから涙が流れるのではなく、出会えている印としての涙。
そんな視点もあること、知っていただけたらありがたいです。

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有り難し
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泰庵  一法
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質問者からのお礼

泰庵様
アドバイスありがとうございます。
会えないからではなく、出会えている印としての涙…。
そうですね、そう思ってみると心が暖かくなりますね。
それでもまだ涙してしまうのですが…笑

でも、自分の気持ちを書き出して相談させて頂く事で少し前に進めたような気がします。
いつか穏やかな気持ちで父の思い出を話せる日が来るといいな、と思います。

どうもありがとうございました。

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