一生嫉妬したくない
「自分ではない誰かが少し良い目にあっていると、それによって自分がないがしろにされたような気持ちになってうっすらと傷つき、うっすらと憎しみが残る」という反応式から解放するには何をどうすればいいんでしょうか。
どうしても自分と重ねてみてしまうというか、比べてしまいます。
自分が出来なかったことをしている人に出会うと余計にこういう気持ちが強く出てきます。
昔は嫉妬とは無縁の性格だったのに、いつの間にか嫉妬ばかりの醜い自分になってしまいました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まあ落ち着け
ちょっと深呼吸して、じっくり考えてみよう。
人間って勝手な生き物です。
自分の望みがかなったり、満たされた状態だと、ついつい気が大きくなってしまって、あまり他人が気にならないものです。
けれど、どうも上手くいかないだとか、ついてないだとか、欲しいものが手に入らないだとか、満たされない状態だと、ついつい他人を羨んだり、ひがんだりしてしまう。
そういう「心の波」は。人間ならば誰にでもあるものです。
あすみさんだけが特別嫉妬深いわけではありませんので、あまり自分を責めないでね。
逆に、そんな自分の心の動きを客観的に見ることができるのは、とても良いことだと思いますよ。偉いね。
嫉妬することは、自然な心の働きだと思って、そんな自分も素直に受け入れてあげればいいよ。
大事なのは、その嫉妬心にとらわれないこと。
被害者意識に執着してしまい、他人を羨むだけでは気持ちが収まらなくなってしまって、誰かに迷惑をかけてしまわないように気をつけて。
どこかで気持ちに区切りをつけるようにしましょう。
そうした後で嫉妬心をパワ-に変えて、自分を磨くプラスの方向に持って行けるようになろう。
嫉妬心を抱くあなたも、またあなた。
むやみに否定するのではなく、そんな自分も受け入れて、上手に付き合っていこう。