嫉妬深い性格を直したい
私は四六時中嫉妬心に悩まされて、きついです、赤ん坊(兄弟)への嫉妬、やりたいことをやっている人への嫉妬、(夢を叶えた人への嫉妬)、なんでも完璧な人への嫉妬、職場の同僚への嫉妬、ととにかく嫉妬心がすごいです。。自分でも嫉妬深いと思うし、精神科の主治医の先生、私が信頼している人、デイ・ケアの職員さんから自己肯定感低い。。執着が強い。。嫉妬の感情が人より強いと言われてガーンやっぱりなと思いました。。私は今にはじまったことではありませんが感情表現が苦手です。。特に嫉妬の感情を出すのは抵抗があります
お坊さんからの回答 4件
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自然な気持ち。嫉妬心を、プラスのエネルギーに変えていこう。
自然な気持ちでもあるよ。自分に無いものを持っている人を、羨ましいな〜いいな悔しい〜って嫉妬しちゃうこともありますよね。
思うだけなら、自然なことですよ。
だから、自分も頑張りたいな。自分に出来ることをしよう。自分にだって良さがある。って、励みにもしていける!
嫉妬心を、プラスのエネルギーに変えていきましょう。
本当に「こうしてほしいこと」が先にあると思います
自分が今渇いているために、こうしてほしいという気持ちがあるんだと思います。そこを満たしてほしいとか、認めてもらいたいことがあるとか。
嫉妬という言葉を一度捨ててごらんください。
純粋に気をこちらに向けて頂きたいことがあるのではないでしょうか。
聞いてほしいこと、受け止めてほしいこと、理解してほしいこと、分かって欲しいことがあるはずでしょう。そこが満たされないからそういう心理になってしまうだけのことです。
あらためて、そこに向き合って、また質問をしてみると良いかもしれませんし、素直に悲しいこと、悔しいことを、自分の中で吐き出してみることです。
あるいは自分自身に自信がないとか、今の自分のままではいけないと思ってしまっているところがあるのだと思いますが、それもマボロシ、誤解なんです。なぜか。人というのは絶対に他人様と交換こができません、できないんです。できないので、人は人でそれぞれ自分の得意分野で輝けばいいんです。輝かなくてもいいんです。ハンディキャップを背負った人たちも一生懸命、一所懸命、ひとつこと、一つ所を懸命にやっておられるわけです。自分は自分の持ち前のフィールドを生きているだけですから、自分のできることを自分史上、もっとも安らかなようにやればいいのです。無理して頑張ろうとかいりません。
キューリはキューリ、トマトはトマト、レンコンにはレンコン、蓮の花は蓮の花、ハスの葉は蓮の葉、あなたはあなた、赤ん坊は赤ん坊、兄弟でも親子でもみんなそれぞれのDNAで全員それぞれ異なっています。そういうそれぞれの独立性、個性、自由さ、分離性、固有性、絶対性(対がない・ペアがない・完全な独自性)を生きているだけなのです。
こう念じてみましょう。
私はあの人じゃないし、あの人は私じゃない。
私は私で人と比較はできない。
私は今、私が見えている世界、聞こえている世界、今、ここ、私の生命を生きている。
もし人のことが気になったとしても、それは変えられないコト。
私の心が勝手に反応しただけで、変えられないコト。
だから、私は私の今いるトコロ、ただ自分を生きるだけ。
でも、気持ちには素直にいたほうがウソがない。
やがて私の本心が本当につらかったことを口にする、言葉にする、心にする。
そこのもの悲しさに向き合って、そこを受け止めてもらうようにしよう。
そうすれば嫉妬はきっとなくなるはずです。
比べることをやめ、自分のちょっとした幸せなひとときに気づく
こんにちは
嫉妬の心が強いのですね。また過去の質問を見ますと他人の不幸探しをしてしまうともありました。
あなたさまの心の中に、他人と自分を比べ、他人が優位にあればうらやましく思い、また自分が優位にあれば気持ちよくなるというような、「人と比べたい気持ち」が強いのだと想像します。
仏教に「莫妄想(まくもうぞう)」 という言葉があります。「妄想」とは現代語だと真実でないことを真実であると思い込んで決めつけることを言いますが、仏教では物事をふたつに分けて考える事を言います。善い/悪いとか、美しい/醜いとか、自分の中で勝手に基準を決めて比べることを言います。そして「莫(まく)」は否定を意味しますので、「莫妄想」とは、ものごとをふたつに分けて比べる事をやめなさい、という意味になります。
嫉妬や他人の不幸探しの根元には、人と比べる気持ちがあると思います。自分と他人を比べるから悔しくなったり人の不幸を知りたくなったりするのです。
私が野球の大谷選手をどんなにうらやましく思っても、私は大谷選手にはなれません。また大谷選手も私になることはできません。比べてうらやましがること自体が無意味なのです。
比べることをやめ、ご自身のちょっとした幸せなひとときに気づくことが、嫉妬の心から離れる第一歩だと思います。
他人に怒っても自分は変わらない
嫉妬する人の特徴として、成功している他人に怒り・憎しみ・嫌悪感が発生しがちという面があるでしょうね。
しかし、他人に怒っても自分は変わらない(向上しない)のです。
他人のことは気にせずに、自分の問題に対して、今できることをできる範囲でやれば合格人生だと思いましょう。
嫉妬を含む怒りの煩悩は、人生の失敗(他人や行政とのトラブル、不注意によるミス、他人から嫌われる)につながります。
神様や天使でさえ、嫉妬しているときは鬼や悪魔のように格好悪くなると思いましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます参考になります