最愛の妻がいない日々
1月に最愛の妻を亡くしました。絶望感でいっぱいです。もう3ヶ月が過ぎようとしていますが、ぽっかり空いた心の穴は広がる一方です。生前を思い出し、涙が止まりません。
夫婦仲良く買い物している人を見たり、子供連れで楽しそうに歩いている様子を見ると涙が出ます。小学生の子供2人いますが、ママの愛情が欲しい時期であり、どうしようもなくつらい日々です。
私自身も生きる意欲を失い、後追いも考えたりしてしまいます。これから先どうしていいかわかりません。
会いたくて、会いたくて・・・毎日妻を考えています。
あの世で再会はできるのでしょうか。
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かつて私も同じ境遇を歩みました。
初めまして、今日は。
私も、30代前半に愛した愛しい、愛しい妻を病気により看取りました当時、まだ健常児の次男2歳と重い障がいがある4歳の長男と、順風満帆な人生から絶望の苦しみと身を引き裂かれるほどの想いの中を、自分の心を押しつぶし溢れ出す想いを必死に縛り付け、子ども達が寝静まった後に嗚咽を必死に殺し泣いて過ごしていました。その姿を元の私に取り戻したい・・そう言って頂けた方が現れましたが、心の整理た付かなくそれでも良かったらとお返事をし数日後に東日本大震災で失ってしまいました。
神も仏もない・・と絶句をし、恨みました。次々に現れる出来事に負けて追い詰められて自殺もしましが、蘇生されてあれだけ恨んだ仏の弟子になり今、同じ境遇の方々をかつて、彼女が私を救って頂いたように・・心と寄り添わせて頂き、リスタートをお手伝いさせて頂いております。
人は死んだら終わりではありません。魂は愛した人の中に入って共に過ごし、想い出に共感をして一緒に泣いて・・そして、お互いのペースでもう大丈夫と前を向いた時にそれぞれが、新たに描いたストーリーを歩み出すのです。私はそれが四十九日だと思っております。今、奥様の魂は、あなたの中で共に過ごしています。もうしがらみや苦しみ、辛さ・・全てから解き放たれています。何よりも、ご自身より残されたあなたの事をとても心配にされている事と思います。奥様が必死に生きてきた証や想い、そして託された願いが目の前にあります。私と同じように、大きな気づきを与えて頂けたはずです。自然と、涙が止まりましたら・・お子さまだけでなく、奥様が望んでいる”あなたらしさと笑顔”にゆっくり焦らずに戻って欲しいと願っております。心にはいつも奥様の想い出があります。そして、それぞれのストーリーを歩み出しても純粋に祈れば隣に現れて、その姿に微笑んで応えてくれます。お仏壇は此岸と彼岸を繋ぐ電話と同じです。
私たちもいつかは必ず彼岸に辿り着きます。お子様の成長や想い出を心のアルバムにしっかりと刻んで、彼岸に辿り着いた時に・・一杯、抱きしめて上げて心のアルバムを開いて伝えて下さい。奥様が託した願いを引き継ぎ、成就して笑顔で過去でもない、未来でもない、二度とない今をあなたらしくお過ごしください。いつでも・・私のお寺のメールにメッセージをください。奥様に心から・・
南無大師遍照金剛 合掌
質問者からのお礼
永寛様 涙しながら読みました。助けて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。