hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

自分の進路を見つけられません

回答数回答 2
有り難し有り難し 6

今年から高校生になる者です。
私は、好きなことはあるのですが特段これが好きだ!!これが得意だ!!というほどのことがありません。
色んなものに中途半端にしか手をつけられないんです。

親には、「○○大学レベルならお前も行けるんじゃないの?」と言われ、正直とてもプレッシャーになってしまっています。興味のある分野の大学や職業を調べていても、自分にとても合っている!これで一生安定して暮らしていける!と思えるようなものがなく、困っています。

この先の進路、目標が見えず、モチベーションも上がりません。

一体私は何から手をつけたらいいのでしょうか。
文のまとまりもなく、本当にすみません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

興味が湧いたら何でもやってみる。

私が僧侶になったのは30歳でした。
それまでは全く違う職業でしたし、
僧侶になってからもいろいろ兼業しました。

高校・大学の頃は
自分が僧侶になるなんて微塵も考えませんでした。
仏教とは全く違う分野の勉強をしていましたが
でも今ではそれらが何らかの役には立っています。

今のうちから一つに絞って決めてしまう必要はありません。
逆にいろいろ経験しておいた方が将来に活きます。
安心してふわふわしてください。

{{count}}
有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

高校では試行錯誤しながら、様々なことを吸収しましょう。

こんにちは。亀山純史と申します。

今年から高校生になるんですね。おめでとうございます。学校はいろいろなことを学ぶ学びの場です。高校生活は教科の勉強だけではなく、自分にとって何が興味あることなのか、何が自分にとっての強みなのか等を、試行錯誤しながら探っていく時間でもあると思います。これからの3年間で多くのことを吸収しましょう。最初から範囲を狭めてしまえば、それが叶わなかったときからの立ち直りはとても難しいことでしょう。でも、様々なことを吸収し、一つがダメでも別の道もある、という状況を作り上げておけば、進路を決める際は柔軟に対応することができるはずです。

{{count}}
有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ