就職決まったのに、続ける自信がない。
以前にもお世話になりました。
あれから、時が過ぎ念願の就職が決まりました。今週から出勤始めたのですが、
私の指導をしてくださる先輩から、勤務開始一時間ほどで、職場の事情を知らされました。実は今月中にベテランの方が四人退職予定だというのです。残るのはその先輩(入社二月目)、私、その他に二人(いずれも4月入社)という有り様。。
仕事の内容は3日勤務を終えてみて、そんなに変な仕事ではないし、できなさそうなことではないのです。しかし、結構忙しく、また色々細かいルールややり方があり、やはりベテランの方がいないと何か聞くにも聞けないし、作業効率も悪くなり色々先が思いやられます。先輩も不安に思っているようで、今後は私とペアなんですが、私も3日だけ働いただけで仕事もまだ何もわかりませんから、その方の助けにはなれません。
辞める人たちは随分前から辞めたいとそれぞれが希望していて、でも後任がなかなか来なかったり、来てもすぐに辞めるのでずっとここまで会社に引っ張られてきた状態で、これ以上は続ける気がないようです。でもここにきて四人の新人が入ってきたから(他に一人謎の体調不良で休み続けている人がいるそうでこの人は来ないでしょう)か、約束の期限が来たからか皆さん退職を許されたようで、順次いなくなります。
月末からは四人が残されます。
オーナーはあまり深く考えていないのか、辞めたらまた入れたらいい、という姿勢で離職率はもともと高かったようです。今のたびも何とかなると思っているのか、放置で自分のやることだけやりにきて好きなときに来て帰っていきます。
いつ来られるのか予定があまりわからないようです。皆さんとも会話はありません。3ヶ月は試用期間で保険には入れてもらえません。違法らしいですが、退職が多いからそうなっているようです。
とにかく、仕事内容や人間関係はともかく、今後の業務がたちゆかなくなり、誰かが、いや自分も潰されてしまうのではないかと不安です。夜布団に入っても寝づらいし、胸が一杯で朝は吐気がします。折角念願の就職だったのに、3日で、いや1日目で不安になり、辞めてしまいたい気分に支配され憂鬱です。
体調折角よくなったのにまた崩さないか、でも辞めるのは無責任か、周りの家族にも顔向けできないし、もの凄く悩んでいます。決めるのは自分なのですが、
第3者からのご意見を頂けたらと思い相談しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まずは今日一日
こんにちは、初めまして。
先ずは、ご就職おめでとうございます。お忙しいでしょう。
様々なご心配があるようですね。できるところで感想を書きます。
確かにベテラン勢が辞めるのは心細いですよね。
経験の長い人が前面に出て主導し、責任も取ってくれた方が気持ちが楽ということはあるでしょう。
しかし、ものは考えようです。
もし閉鎖的なベテラン勢の雰囲気が支配する職場だったらどうでしょう。
入社したてで出来ていないことを責められる、陰鬱な空気の中で針のむしろに耐えなければいけないとしたら。業務内容は覚えていけば出来ますが、既に職場を支配している上下関係は変えたり覆すことは至難でしょう。
その意味では、これから新しい雰囲気作りができ、自分たちのルールを決められるという気楽さがあるのではないでしょうか。初心者の同僚同士、助け合い、コミュニケーションをとりつつ、一つ一つ積み上げていくことができるという強みがあなたにはあると思います。
「体調折角よくなったのにまた崩さないか、でも辞めるのは無責任か、周りの家族にも顔向けできないし、もの凄く悩んでいます」とのこと。確かに、ご心配でしょう。あなたの文面からは、様々に思い惑うご心中が察せられます。
では、こう考えたらどうでしょうか。
いつでも辞めるのは辞められる。
しかし、今日は一日やりきってみよう。
これだけを胸に収めて、お仕事に踏み出されてはいかがかと思います。
スモールステップ、と言う言葉があります。
小さな目標、同じ目標を、毎日達成することを習慣化することです。
千里の道も一歩からといいます。
千里先を見るよりも、今は今日この一歩だけを踏みしめることだけ考えてはいかがでしょうか。
あなたの家族は、その一歩を応援してくれていますよ。
わたしも応援しています。
ご参考になれば。
質問者からのお礼
釋 悠水様へ
私が初めてハスノハで相談させていただいた時の回答者が釋様でした。あれは12月のことでした。そのときの温かな言葉に癒され、あの当時は日々の暮しや家族を大切に生きていました。
春になり、色々のことが片付き、念願だった就職ができたのもあのときのお言葉を思いだしながら時を待ったお陰だったのだと思います。
今回、またご縁があって回答していただけたこと嬉しく思います。
私はどうしても先々を不安に思い、現状を悲観する傾向にあります。
おっしゃるような違った目線で今の環境をとらえてみようと思います。
また、1日1日を生きるような気持ちで
過ごしていきたいと思います。
この度もご多忙の中、早々のお返事を頂き、ありがとうございました。
お体に気を付けられてお過ごしください。またご縁がありましたらよろしくお願い致します。