妻の死から3ヶ月。
妻の死から3ヶ月が過ぎました。未だに強烈な寂しさに襲われ、会いたくて、会いたくて涙が出る毎日です。受け入れることもできず、毎日が楽しくないです。これから先、妻がいない人生が嫌になります。
子供二人いますが、私同様に寂しさがあるはずですが、何とか頑張っているようです。子供達の成長を実感する度に涙が流れます。
この寂しさは永遠だと思います。どうしたら寂しさを和らげることができるでしょうか。
あの世に行ったら再会できるでしょうか。
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想いは必ず届いています。
今日は。
私も、亡き妻の余命宣告を伝えられた瞬間から順風満帆な人生から絶望に嘆き苦しむ人生に突き落とされて、自分自身も見失いながら懸命に僅かに繋がるそのものを繋ぎ合わせて必死に生きていました。出来る事は何か・・ひたすら考えて、残された日を悔いなく、どう心のアルバムに刻んで行こうか・・そう想い過ごしていました。
姿形は見えず、パパは後を追ってしまうからお化けにも、夢にも絶対に現れないと言っていましたが、その通りに夢にも現れてくれません。
それぞれが、それぞれの命の時間を過ごすのです。亡くなってしまったら終わりではなく、命の時間は制限がありません。焦らないで、奥様と過ごした時をご一緒に姿や形はなくても・・一緒に居るのです。想い出と奥様と寄り添って、共に思い切り我慢せずに泣いて、しっかりと時を過ごしてください。
私は、亡くなった方の霊魂は・・愛した人の中に入って時を過ごし、お互いのペースでそれぞれが新たなストーリーを歩み出す時を命の時間だと思っております。急がずに、ゆっくりと想い出と寄り添うのです。一緒に時を過ごして・・ある時に、何かのきっかけで、それぞれが新たなストーリーに向けて歩み出せるのです。私がかつてそうして過ごして来ました。弱い私でも、こうして過去でもない、未来でもない、この瞬間を生きているのです。
いつかは私たちも、この世(此岸)からあの世(彼岸)に辿り着きます。そこで必ず会いたい思っていた方と巡り会えます。そして、お互いが強く結ばれていれば生まれ変わっても出会えるのです。亡くなったら終わりではなく、新たなストーリーに向けて歩み出す次のステップに進む事なのです。愛しているのであればこそ、奥様から託された事を成就する事こそが、奥様に対する大切な出来る事ではないでしょうか?あなたが悲しんだまま・・日々を過ごす事は望んでいません。心の中に居る奥様に問い掛けながら、徐々に急がずに自分らしさや笑顔を取り戻して、奥様と訪れた場所や、きっと行って見たかったんだろうな・・と言う場所に訪れて、心のアルバムにしっかりと刻んで想い出を作って見ませんか?結果をすぐに出さずに、自分を作らずに、自分らしく・・二度とないこの与えて頂いた瞬間を、奥様と共に歩んで見てください。人生も運命も自分自身もいくらでも変えられます。いつでも苦しい時はここに来てください。 南無大師遍照金剛 合掌
見守っています
清心宗和さん、はじめまして。質問を拝読しました。
清心宗和さんは奥様を亡くされ3ヶ月が過ぎても強烈な寂しさに襲われ、会いたくて涙が出る毎日なのですね。そして子供たちが何とか頑張っている姿を見て、また涙が流れるのですね。
生涯の伴侶との死別は、両親との死別と違う意味合いがあります。そして伴侶との死別の方が精神的に堪えるものです。
縁あって生涯を共にすることを誓い合ったにもかかわらず、死別という形で別れなくてはいけない。仏教では愛別離苦(愛する者と別れなくてはいけない苦しみ)として四苦八苦のうちのひとつに数えられます。
のぶみ著の絵本『ママがお化けになっちゃった』では、突然に亡くなってしまい残された子どもを思い続けるママとの物語が描かれています。
ママは亡くなってしまったけれど、あなたのそばにいるよというメッセージを何度も子どもに送り続けます。
清心宗和さんの悲しみは永遠のようですが、亡くなられた奥様はずっと見守ってくれています。お子さまの成長のため、亡くなられた奥様とともに生きてください。
清心宗和さんによき仏縁がありますよう祈念しております。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
涙流しながら、拝見させて頂きました。毎日、本当に苦しくて胸が張り裂けそうです。生前の思い出や未来を共に歩もうと思っていたので、悔しくて悔しくて・・・永寛住職様の回答のおかげで楽になりました。今後もよろしくお願い致します。
いつも丁寧でありがたいご回答ありがとうございます。
何とか前を向いて生きようと思います。また、よろしくお願い致します。